五輪最終予選

・女子
 9日 日本1-3イタリア
(第2セットあたり、イタリアの気のゆるみでとるも、地力の差があり完敗。というか、イタリアはここで苦戦しているようでは、中国、ブラジル、アメリカとのメダル争いに加われないであろう。もしかしたら、人事刷新の騒ぎも起こる可能性も>イタリアで(笑))
 9日 日本3-1タイ
(FIVBランク17位というのが、どうも気にかかる。もしかしたら、「アタックナンバーハーフ」みたいな選手が来るのかもと半分本気で思っている(爆)。1セットは取られる可能性はあると予想。)
 11日 日本3-0ナイジェリア
(男子W杯でのチュニジアの悲喜劇(苦笑)や、イエキニやヌワンコ・カヌーのようなフィジカル最強な女子が、アクロバティックなバレーをやる可能性もなきにしもあらず...と言いたいところだが、それはいくらなんでもないであろう)
 12日 日本3-2プエルトリコ
(個人的には、この試合が最大のキーポイントになると見ている。おそらく、リトルキューバの打点の高いパワーバレーで仕掛けてくると思うので、最近の攻撃偏重な日本バレーが意外と苦戦するかもと思っている。それと、中継がシドニー最終予選の最大の戦犯ではと言われている?TBSと言うのも不気味である。とりあえず、最後は何とか勝つと予想)
 13日 日本3-2韓国
(これまでの予想からしたら、韓国にはストレート負けで惨敗と予想思想になるのだが、ここ最近の女子日韓戦における韓国の勝負弱さ(バスケで負け、ホッケーで負け。しかも2競技とも地力では韓国が一枚上手(五輪メダルもあり)と言われていた)が蔓延しているのではと思っている。ただ、17戦勝ちなしだったアーセナル戦にCLの2ndレグという最じゅ〜よ〜な戦いに勝ったチェルシーのごとく、五輪出場権を賭けた大事な試合で爆発する可能性は少しあるかもしれない。ただ、勝負弱さ病の方が強いと思い、勝ちと予想。それと、中継がCXである。長坂哲夫三宅正治が無茶苦茶な絶叫をし、森昭一郎が号泣し、NEWSおよびジャニオタ急進派のにわかバレーファンによる声援となんでもありのことをするであろう)
14日 日本3-0チャイニーズタイペイ
(とりあえず、いろいろと政治的なしがらみはあるのだろうが、五輪時におけるチャイニーズタイペイという表記はどうもピンとこない。試合内容は、中国本土でくすぶっていた選手が潜り込むと言うことはまず無いであろうし、楽に勝てる相手であるとは思う)
 15日 日本0-3ロシア
(一番の楽しみは、ロシアの監督が、いまだにカルポリが務めているかということである。そうすると、あの、作戦タイムにおける貶しプレイを久々に日本で見られると言うことになるのだが(笑)。試合としては、アルタモノワのワンマンショーになると思うので、惨敗するであろう)
※最終成績 5勝2敗(3位)アジア最上位で出場権獲得

一応、4位通過(伊、韓、露に全敗)で五輪通過したら、マスコミュニケーションで大喜びしたとしても、ブーイングもしくは静寂で反応すべきであろう。
ちなみに、シドニーの最終予選は

 2000/6/17 日本3-0アルゼンチン
 2000/6/18 日本3-0カナダ
 2000/6/19 日本3-1オランダ
 2000/6/21 日本1-3中国
 2000/6/22 日本0-3イタリア
 2000/6/24 日本2-3クロアチア
 2000/6/25 日本1-3韓国
※最終成績 3勝4敗(6位)
五輪出場権獲得国 イタリア 韓国 クロアチア 中国

こうしてみると、中国は世代交代の過渡期だったこともあり、この段階で出場権を得ていなかったこともあるのだが、なんといっても、今回と大きく違うのはヨーロッパの出場国が3カ国から2カ国に減ったことである。もし、オランダやポーランド、トルコが1カ国でも入っていたら、4位通過で何とか出場権獲得という環境は無かったであろう。
改めて、今回のキープレーヤーを上げると、調子があがってきたセンターの大友愛と、急増リベロで思わぬ大役を引き受けることになった、ベテラン成田(大懸)郁久美であろう。とりあえず、成田がいつもの調子でスパイクを打たないことを祈るばかりである(苦笑)。それと、おそらくイタリアは大友愛にまともなプレーをさせないよう、プレーでも、その他の精神的な面でも大友をつぶしにかかるであろう。それで、今回予選を通じて全然活躍できなかったら、本当にタイやプエルトリコにやられてしまうかもしれない。
ちなみに、男子に関しては、スペインでの最終予選(スペイン、オランダ、キューバカメルーン)の方が、1つの枠を事実上3カ国で激しく争うので面白いと思うのだが(辛口)