世界バレー男子二日目・中国3−2日本

これで、二次リーグ通過すら危うくなるというTBSのバレー中継の「貧乏神」ぶり*1に拍車がかかる結果になった。ただ、女子における醜態(決勝の後に順位決定戦の日中戦を組む。毎度の露骨な応援形態等)を見ていて、腹が立つ反面、これを認めてしまっているFIVBの存在意義というのが非常に違和感を感じている。明らかに日本の「エライ人」に欧米・アジア・アフリカ全世界のバレー界がおもねりすぎているようにしか見えない。「エライ人」≒松平康隆という風に私は認識しているのだが、あそこまで日本での開催を重用しすぎている背景及びFIVBにおける日本の発言力、影響力の実態を表裏、ダークサイドな部分まで解明して欲しいと思えてならない。日本に関しては「東洋の魔女」「ミュンヘンへの道」の幻想がこびりついてしまっているのをいかに払拭するのかと言うのが最大命題であろう。雰囲気で言えば、日本のバレーボールはサッカー界におけるウルグアイ的ポジションになってしまうが関の山であろう。それにしても、韓国が女子でも全く覇気が無く、男子でも初戦にいきなりチュニジアに負けてしまうという日本以上の醜態をさらけ出しているのが、アジアバレーの地盤沈下を露呈している象徴かもしれない。バスケのように、アラブ諸国に接見されるのも時間の問題であろう。

*1:シドニー五輪、日本不出場を決めた日本での最終予選独占中継等