鶴の大広間

ラ・テ欄に載っていた「アノ大物ゲスト」は予想通り「お笑い怪獣」(明石家さんま)であった。オープニングで笑福亭鶴瓶の敬称を「保留」にした、若手鶴瓶組の腕に対して、それなりの評価を与えたのか、いつも以上に鶴瓶いじりに拍車がかかっていた。それにしても、アンタッチャブル柴田英嗣は完全に、俗に言う「お笑い第五世代」のなかでの「矢部浩之」ポジションを確立しているようで、相方・山崎の「第2の高田純次」路線ともども、これからのバラエティで使い勝手の良い存在になりうるなと感じた。
と、前置きはこれくらいにして、、、
この番組最大かつ唯一の目玉は、日テレの女子アナのエースと言われていたにもかかわらず、社内結婚電波少年をはじめとしたディレクターを務めていた中西太[同姓同名])その後離婚し、閑職についてしまっていた角田久美子が、出てきたと言うことである。しかも、アナウンサー時代とほとんど風貌も変わらぬままで登場というのがさらなる驚きである。しかも、好みのタイプという鶴瓶とのツーショットの画はまさに「恋するハニカミ」状態で、もし、この場に上田晋也がいたのなら「オレと有田が久本さんと中島で、後ろの鶴瓶組はガヤの中途半端なファッションモデルかよ!」と言っていただろう。さすがにその場にいたのが「関東一のつっこみ」だったわけで「目ぇ、あわせろよ!」というストレートなつっこみだったのだが、逆にいって新鮮だった。それにしても、35歳にしてあの若々しさ、恐るべし、角田久美子である。で、その後に明石家さんまが登場したのだが、舞台裏では、幻のゴールデンコンビが一言二言交わしたのかという想像がわいてきている。