今田耕司というエンジェルパサー
参照:「人気芸人100人大集合お笑い国盗りクイズ!!芸能界誰についてく?仁義なき派閥抗争SP」 - 昨日の風はどんなのだっけ?
2006-01-03 - niolの日記「今田さんのこと。」
今年の三が日で一番目立っていたのは、今田耕司がスペシャル番組におけるMC能力の高さがグンと伸びたということであろう。今日の箱根駅伝の裏でやっていた「お笑い国盗りクイズ」においても、ベテランから若手、売れているものから、長年くすぶっているものまで、わきへだてなく絡んでいき、絶妙のクロストークを展開していたのには目を見張る内容であった。個人的には、関根勤軍が全滅寸前での、竹山軍の有志5人との大将戦における、二丁拳銃小堀と、関根勤、今田耕司の「村上ファンド」に似ているという関根勤のキラーパスにきょとんとしてしまった小堀に絶妙のつっこみを見せる今田耕司、しかもそれを天丼で見せるというのは一番つぼにはまった。それと、リットン調査団と今田耕司のホットラインというのは、ロナウジーニョとエトーのラインに通ずると言っても過言ではないほど、良い味を出している。これをきっかけにリットン調査団に日の目を見せてあげたいと思わせたほどである。やはり「笑わず嫌い王」に出てほしいものである。
もっとも、「お笑い国盗りクイズ」本体に関して言えば、順天堂大の難波が脱水症状を起こし、大ブレーキをおこすという衝撃展開が起きている時に、加藤浩次と竹山隆範との下克上バトルの伝説的名勝負という見応えある場面をぶつけてきたというミラクルや、山崎邦正の天才芸人ぶりや、川田亜子の大橋美歩への宣戦布告ともいえる、エロ光線全開の食事プレイ&sexy衣装等、色々な意味で箱根駅伝に匹敵する内容の濃さであった。今田耕司以上にこの三が日では小林麻耶がまともに仕切りが出来るという印象を与えたのも目を見張った。
後、さんまのまんまにおける今田耕司が明石家さんまと渡り合ってトークをしていた姿は桂三枝→明石家さんま→今田耕司という吉本興業の一つの系譜を気づき上げつつあると思わせる瞬間であった。