FNS25時間TV第2感想

去年のスタイルを踏襲した深夜枠。ちなみに、日テレはこれを明らかに意識したていで作られた「物まね芸人vsお笑い芸人」という番組で視聴者層をザッピングさせる意気満々で緩い内容を展開していたのには笑ってしまった。しかし、こんな番組にまで進行役を勤めなければならない羽鳥慎一過労死してしまわないか心配である。若槻千夏は完全に山田まりや、小池栄子の築いたレールにちゃっかり乗っているようで安定したポジションに着きそうである。真裏でとんでもないことが展開しているとは知らずに(謎)
さて、笑福亭鶴瓶が総合司会であると言うことが誰の記憶からもなくなってしまい、毎度おなじみのポジショニングに落ち着いたので、鶴瓶本人ものびのびしているようだ。
今回の目玉はやはり紳助vsさんまのロングフリートークであろう。洗濯女、銀ちゃん女の話は「うまッチ」等、昔からの定番ネタということで、新鮮に聞けたのは営業での明石家さんまの男気ある態度をとったエピソードである。とりあえず、年に1回はこの二人のバトルトークを見られたらいいなと思わせるくらい白熱していた。
「大かま騒ぎ」に関しては、最初はエンジン全開だった今子さん(今田耕司)のエンジェルパスが、中だるみしてしまったのは勿体なかった。「大反省会」での村上真理子との因縁バトル再びかと思わせたが、村上真理子の大物ぶりに矮小してしまったようだ。田村淳と山本圭壱の「山本軍団内部抗争」は、「うまッチ」にふられた田村淳と「大沢親分の孫(大沢あかね?)」と「椎名(99%椎名法子で間違いない)」にふられた山本圭壱という「痛み分け」という結果に終わってしまった。こうしてみると山本圭壱は結構「ロリ好み」ということでちょっと風貌からしてしゃれにならないなぁと感じてしまった。
それ以上にしゃれにならないのは、加藤浩次「夜のW杯@フランクフルト『ザ・パレス』」であろう。「セルビア・モンテネ〜グロ」というフレーズでお茶を濁そうとしたり、めちゃイケファミリー一の演技派女優「カオリちゃん(緒沢凛)」のマジ切れ、&睨み、薄ら笑いと小羽ちゃん鶴瓶おじいちゃんのふれあいとかで「バラエティ」色を強めようとしているが、おそらく「セルビア・モンテネグロ」大使館から公式に抗議される可能性は高いような気がする。ピクシーあたりからは、直接「母国のプライドを汚されてしまった」と加藤浩次に注意される可能性も...
それにしても、鶴瓶逃走のオチはどうなるんだろうか