日本の歴史

こういった玉石混交スタイルの「大河バラエティ」というのは、フジテレビが良くやるパターンである。90年代前半、深夜番組の栄華を極めていた頃、古舘伊知郎がメインで「46億年の100大ニュース」という番組を思い出した。ただ、草磲剛の悪いくせである「中途半端なぐだぐだ感」が、番組全体を淀ませているような気がしてならない。一応、草磲剛と天からの声「風」とのやりとりというていなのに、いきなりオープニングで「松坂(慶子)さん」とネタばらししてしまうし(苦笑)、各コーナーの締め方も中途半端だし。。。ただ、アンガールズと加来耕三のお笑いと歴史研究家の「ジャンガジャンガ」コラボや波田陽区はなわと共演した歴史研究家(名前忘れる(爆))が、森永卓郎化していて、おもしろキャラだったりしたのは、つぼにはまった。それと、結構、細かいところでネタをパクっているなぁというところもある。とくに、「クイズ聖徳太子」なんか、パネルクイズアタック25そのものだし、90秒CMの「シャープにこたえて」のテイストも入っている。そして、あの大仏くんはスペースシャワー「梁山泊」における「珍殿」そのものではないだろうか。
ちなみに、フジサンケイグループと言うことで「新しい歴史教科書をつくる会」が何か絡んでいるのかと思ったのだが、どうもそれは無いようである。
後は、CGといい、セットといい、ジオラマや小物といい、美術部の気合いの入れ方と予算は尋常じゃないなと感じた。これだけ好き放題やれるんだったら、桐山美千代が女王様気取りで発言するのも無理はない(笑)