12/20 生のチャンプ・クリスマス

まずは、久々のSMAPメンバーとダウンタウンとの接触ということで、少しばかり注目していたチョ・ナンカン(草磲剛)。予想通り、浜田雅功草磲剛という「二大画伯(笑)」夢の競演が目玉になったのだが、「お絵かきバトル」には、ユースケ・サンタマリアのぐだぐだなコメントと大熊英司の心から笑っていない進行がスパイスになっているんだなと感じたほど盛り上がりに欠けてしまった。まぁ、こういった企画ものにおけるダウンタウンとの絡みはあながち淡泊になる傾向はある。そして、去年のTOKIO初出演におけるジャニーズ事務所シフトへの「変節」同様、注目すべきキャスティングだったのが、サルくん(織田裕二)とダウンタウンとの初絡み。なんたって、「カンチ」で大ブレイクした頃にいきなり「サルくん」と命名して、雑誌ネタにもなっているあまりにも熱すぎる演技へのアプローチでスタッフと軋轢が生じていることをお笑いネタとしていたダウンタウンが、どう生で絡むかなというのか、怖いもの見たさで注目していた。結局CXスタッフ(特にドラマ班)の配慮で織田裕二をスキー場に「隔離」しての二元中継シフトだったので、お互い様子見状態であって盛り上がりには欠けたのだが、織田裕二の方が「自分のマネをするときサルみたいなメイクするんで...」と仕掛けてきたのは面白かった。「踊る大捜査線シリーズ」の細分化がきっかけで、織田裕二がCXドラマ班に不信感を持ちつつあるみたいなので、もしかしたら、スタジオでのDT&サルくんとのスリーショットは夢に終わりそうなのだが、もう一回見てみたいという気持ちはある。それと、進行役はカズ・ワタナベ(渡辺和洋)一人で十分であった。