12/23 M-1GP 事前特番@テレビ朝日14:00〜

ABCではかなり前に放送されていたようなのだが、たまたまテレ朝をつけたらこの番組をやっていたので、あちらこちらで話題になっていたので注目してみていた。スタジオ編では、関西一改め日本一のエンジェルパサー(笑)今田耕司のふりに決勝進出8組がボケあり、つっこみあり、すかしありのトークでかなり盛り上がっていた。西のうんちく王(笑)増田英彦ますだおかだ)の「ことしは、関東の勢いに関西がどう立ち向かうか?」という、分析も注目に値した。問題は、準決勝トーナメントにおけるドキュメントである。正直に言わせてもらう。これを見てかなり萎えてしまった。確かに言えば「舞台は戦場」という言葉をリアルに映し出すということや、裏ではみんな「血を吐くまで笑わせろ(by立川談志)」という気持ちでもがき苦しんでいる姿を視聴者に見せることに対し意義を持たせることは出来るかもしれない。ただ、あのつくりは「物まね歌合戦(CX)の裏側」に通じる扇情的なお涙ちょうだい路線の強制や「白」島田紳助の青春感動路線にまんまとはまってしまっているように思えてならない。実際、スピードワゴン小沢の新宿路上にての「咆哮」はかなりカメラを意識した演技の可能性が強いし、そのわりには棒読み気味だったのはリアるっぽさを演技したつもりなのかもしれないが、はっきり言えば「うざったい」それだけである。
そういった意味では、決勝に残った中では、ドライな感覚で舞台に上がれそうなアンタッチャブル笑い飯東京ダイナマイトが決勝に残れそうな気がする。おそらく、増田英彦分析による「関東勢の勢い」というのが今年のキーワードになるような気がする。敗者復活組は東京吉本(ルミネザ吉本組)の中からと言うのが本筋だろうが、私は大穴としてクワバタオハラホリプロお笑いジェンヌ)が女流漫才で初の進出という予想をしている。去年のアンタッチャブル同様「伊集院光 日曜日の秘密基地(byTBS)」から思わぬ伏兵が飛び出してきそうな気がしてならない。