M−1グランプリ事前特番

とにもかくにも、品川祐が「リトル島田紳助」化してしまっているのに閉口してしまった(苦笑)。ここまでナルシストモードが進行してしまっているのを見ると、こういった「バックステージ系」番組を制作する人間にとっては作りやすいキャラクターになっているなぁと思ってしまった。そして、決勝進出を聞いて号泣してしまった品川祐を見て、「マリオ・ザガロの法則」*1から、優勝の可能性は0%と見た。それにしても、東京ダイナマイト・松田の「(敗者復活で勝ち上がり)リムジンで会場に行ってやる」発言はどう見ても、芝居がかっており、去年のスピードワゴン・小沢の「咆哮」とだぶってしまった。

M−1グランプリ2005予想

◎ 敗者復活組
○ 笑い飯
▲ 麒麟
で、敗者復活組は千鳥がはい上がってくると読んでいる。というか、今年はなにか「ドングリの背比べ」という表現が似合うくらいあんまり突出した存在がいないというのが率直な感想である。南海キャンディーズは完全にバラエティタレント化しているし、チュートリアルブラックマヨネーズの「なんちゃって中堅」組も去年で言う、タカアンドトシのような凄みは感じられない。もしかしたら、アジアンが確変をおこす可能性が一縷あるかないかくらいである。

*1:98年のW杯準決勝、74年のW杯での屈辱的な敗北の呪縛を振り切って、オランダに勝った際、感極まって、その後の決勝戦では燃え尽き症候群で、フランスに0−3で負けてしまった