アメリカ敗れる、アルゼンチンも敗れる

とりあえず、アメリカvsギリシャ戦はリピート放送を見てみないとわからないのだが、NBAプレイヤーが一人もいない国にアメリカは負けたのだからNBAにとっては、今までにない屈辱であり衝撃であろう。そして、背の高いセンタープレイヤーの集団とも言えるギリシャに負けたと言うことは、紛れもなくアメリカのセンターの人材不足という慢性的な問題も露出されたように見える。
そんなのがかすんで見えてしまうほど、スペインvsアルゼンチンの戦いは壮絶であった。大昔に「懐かしの名勝負」としてNHK-BSで放送されたミュンヘン五輪の米ソ戦に匹敵するつぶし合いであった。負けてしまったがジノビリのラストクォーターにおける、シュートの成功具合はMJほどではないにしろ、ネ申がかり的な感じであった。スペインはガソルという大黒柱とワンダーボーイ、セルヒオ・ロドリゲスの活躍もすごかったが、やはりスペイン寄りなジャッジに助かった面はぬぐえないであろう。3決といい、決勝といい注目の戦いは続く