高橋尚子の真の実力

昨日の記者会見で、「専門家の判断だから仕方がない」「もし、選考レースの成績優先だったら名古屋国際に出す準備は出来た」という小出発言になぞらえて、選考レースの曖昧さや陸連の甘さを指摘している日本のマスコミュニケーション(笑)である。確かに、一発勝負というのがわかりやすいのは確かである。ただ、ここで取り上げたいのは、本気で「名古屋に出す準備」が出来たのだろうかということである。なんといっても、ベルリンマラソンで20分の壁を破ったとき、1ヶ月後のシカゴマラソンにも挑戦というマイルCS→JCを走るオグリキャップ、もしかしたら、JCダートとJCを同時挑戦させる青写真を企てていたのに、強いて言えば、弥生賞で凡走したので若葉ステークスで再度チャレンジしようというくらいのローテーションに二の足を踏んだのは、どう考えても今の実力では無理だと言うことを自ら公言したと言っても過言ではない。そういった意味もあり、高橋尚子の持ち上げぶりに虫ずが走ってしまうのである。というか、もし高橋尚子が選ばれたら選ばれたでちゃんと、高橋尚子バッシング用の記事は用意しているのが日本マスコミュニケーションの実情である(辛口)。まあ、ここら辺の話はもう武田薫にお任せした方がよいかもしれない(笑)