第1戦、第2戦

マーリンズは、80年代後半の広島カープみたいな投手陣の粘投とそつのない足を絡めた攻撃力という感じで、イバン・ロドリゲスだけのチームでは無さそうである。それより、松井秀喜の1発につきる。「僕がLFの仕事をする日には松井は必ず何かをしでかす」と、年に数少ないラジオ出演を「ビバリー昼ズ」で遂げていた大滝詠一が言っていたのには笑ってしまった。ちなみに「福生の仙人」曰く自分の職業は「年中『勇退』している男」ということである。竹内まりやの「カバーアルバム(サンデーソング・ブックスの「洋楽カバー夫婦カラオケ(笑)CD化)」にゲスト出演と「ビバリー昼ズ」でのご託宣トークで、今年は一足早く仕事納めと言ったところであろうか

第1戦に関しては、井川が福岡ドームの雰囲気に飲まれてしまったということと、安藤を引っ張りすぎた影響があったと思う。9回は思い切ってウイリアムズを投入か、奇策で下柳を投入ということも考えていた方が良かったと思う。
第二戦は、完全に「燃え尽き症候群」でふぬけてしまった伊良部クラゲの絶不調ぶりがあそこまでの大敗をもたらした要因であろう。しかし兎にも角にも城島のおいしいとこ取りぶりはさすがと思う。さすが大藤真紀をめとっただけの目立ちたがり屋だと思った(笑)。ちなみにど〜でもい〜ことかもしれないが「あぶさん」を立ち読みしているとき、城島の声は「城島茂」を想像して読んでいる。そして、景浦安武は「野沢那智」を想像して読んでいる。
阪神に関しては、金本がブレーキになっているのが気にかかる。そして、はっきり言えば、井川のスクランブル登板しか、逆転の目は無いと思う。ただ、「勇退騒動」の影響はかなり大きいようで、「FRIDY」にリークした人間は誰かという犯人捜しが関西圏では盛り上がっているという噂もある。
とは、言ってもホークスだって絶対とはいえない。かなり和田毅に関しては過大評価されているのだが、必ず、中〜終盤の1イニングに中だるみがあり、その間隙をつかれて大量失点を奪われるというシーンをライオンズ戦だけでも2〜3度見たことがある。それと、打線は水物である。甲子園でどう転ぶかは全く先行き不透明である。とりあえず、明日はABCの吉田義男の「イヤミ解説」&中西清起の「フォロー解説」の師弟コンビの中継かLFの関根潤三板東英二という何が飛び出すか分からない「ぶっちゃけ漫才トーク解説」のどちらかを見る(聴く)予定である。まぁ、LFの方が実況は松本秀夫だから、脱線気味になるとはいえトリオ漫才っぽいので、面白さを加味するならLFの方が良さそうである。