25時間TV第三感想

結局、F1ドイツGPで睡魔に襲われ、めざましTVでの太田光すかしネタが放置プレイにさらされ、オープニングで早耳ムスメのビキニを見ながら、一睡(爆)。目覚めたときは、若槻千夏がマジ切れしていた(笑)。ともかく、あっついトリビアでは八嶋智人若槻千夏というロナウジーニョエトーに通ずるホットラインが形成され、新しきリアクションクイーン登場の奇蹟をよんだ。これを見て上島竜兵は新たなる強者が出現したと戦々恐々の思いであろう。当然、肥後&ジモンの二人は、最新機種を駆使して、若槻千夏のリアクションを分析し、今後の対策を練っていることであろう。増刊号では久々に香取慎吾に笑いの神様が降臨され、太田光は、相変わらず放置プレイにさらされる始末。そして、今回の目玉であろう、「アッコにおまかせ!」との「融合」については、和田アキ子のオーラと、峰竜太のわざとらしい「ハプニングにあたふたする態度」で去年の「スマステ」とのコラボのような盛り上がりはなく、今年のキーワードである「ゆるさ」に通ずる流れであった。爆笑ヒットパレードではキングオブコメディのネタの途中でCMという惨劇にあ然としてしまった。あれは、ネタ時間をスタッフに指示されながら、それを無視してやったキングオブコメディのミスなのか、推してしまった時間に強権発動をしたスタッフサイドの暴挙なのか、状況によっては見解が大きく違う結果になりそうだ。お笑い明石城ではトーク部分ではヒロシの晒しものプレイと「マシュマロヘッドパーティ」での劇団ひとりの奇跡的な「おおかま騒ぎ」からの復活&矢作兼ワールド&しずちゃんワールドそして、浅田美代子の王道天然キャラで笑わしてもらった。
しかし、25時間通じて感じたのは、表の部分では、笑福亭鶴瓶の「ダメ瓶(もしくはバカ瓶)」「悪瓶」という、昨今のおなじみキャラに加え、グランドフィナーレでは久々の「良い瓶」としての鶴瓶噺まで展開するという鶴瓶まつりといった感じであった。オーラスの鶴瓶噺での洗脳プレイは、「DAIBAクシンチェキベェ」&「DAIBAクシンゴールド」でチェキッ娘ドロンズ(当時)を号泣させて以来、久々に堪能させてもらった。一番最後に「青木....よかったな」という間をおいた鶴瓶お得意の話術に青木さやかはもとより、高島彩西山喜久恵まで洗脳させられてしまったのは、笑ってしまった。そして、そこですかさず突っ込んでいったココリコの二人は今回最大のグッジョブだと感じた。
で、ふと思ったのだが、今回鶴瓶噺で締めようとしたのは、苦渋の決断で編成に異動することになった小松純也が、「最後は鶴瓶噺で涙したい」という思いが強かったのかもしれない。でも、最後の最後は「飛鳥〜!」と叫んだのには「なんでやねん」と突っ込みたかったことであろう。結局は片岡飛鳥組の仕掛けた数々のトラップが「ゆるさ」の中にもおもしろさを感じたのかもしれない。
で、裏のテーマは村上真理子お披露目番組という点である。一部地方でしかその存在を知られていなかった一社員があそこまでフィーチャーされたと言うことは、1年後か2年後「ニュースJAPAN」でキャスターを務め、将来的には安藤優子の後釜として、FNN報道番組を担わせるという、一部の人にとっては最悪のシナリオを展開してしまう可能性が高いように思う。
とりあえず、なんだかんだ言っておきながら、HDDプレーヤーでほぼ全時間録ったので改めて細かい部分をチェックしてみたいと思う。
とりあえず、現段階でのMVPは鶴瓶ウォッチャーとして仕事を全うしたココリコと、MC能力が予想以上に高かった青木さやかの二組の争いになっている。ただ、鶴瓶噺に洗脳され涙した点で青木さやかの方にマイナスポイントがあるのだが...