比較検討

女子バレーボールアテネ五輪最終予選
・試合会場:東京体育館1カ所
出場国:
日本
韓国
チャイニーズタイペイ
タイ
イタリア
ロシア
プエルトリコ
ナイジェリア
①、全8カ国中1位 ②、アジア4カ国最上位成績国 ③、①②を除いた上位2カ国 計4カ国にアテネ五輪出場権

男子バレーボールアテネ五輪最終予選
・試合会場 東京(日本) マドリード(スペイン) ポルトポルトガル)3カ所
・出場国
(東京ラウンド)
日本
韓国
中国
イラン
オーストラリア
フランス
カナダ
アルジェリア
マドリードラウンド)
スペイン
キューバ
オランダ
カメルーン
ポルトラウンド)
ポルトガル
カザフスタン
ベネズエラ
ポーランド
①各ラウンドの1位 ②東京ラウンドに関しては、1位以外にアジア最上位国 計4カ国にアテネ五輪出場権

少なくとも、このレギュレーションを見て、男子の方がより予選らしいと思うのは言うまでもない。というか、これを見て、女子の最終予選にヨーロッパ勢が出ていないと言うのが如実にわかる。しかも、ヨーロッパ地区予選で準優勝のトルコとベスト4のポーランドが参加していないまか不思議*1。もっとも、去年のワールドカップ前のヨーロッパ選手権でもすったもんだがあったようなのだが...
おそらく、男子に関しては完全にヨーロッパがイニシアチブを取っているというのは最終予選の形態から見ても間違いないであろう。問題は女子である。おそらく、シドニーで全然盛り上がらず、ビーチバレーにすべてをかっさらってしまったFIVBの室内バレー急進派が、挽回策として日本のあの盛り上がりが必要だと感じての策がこの予選の形態かもしれないと思わせるほどである。