いざ屋台へ

天神の屋台で焼きラーメンを食べる。なにかレストランでシェフとして腕をふるっていた人が、自分の腕試しで屋台を持ったというような30代後半のマスターであった。中洲では天ぷらを食べる。風貌は場末のバーのベテランママ(笑)という感じの女性であったが、それなりに味はしっかりとしていた。別の中洲の屋台ではおでんと焼き鳥を食べる。ここは10代の頃やんちゃをしていた感じの若い店長が同じくやんちゃをしていた後輩達と一緒に夢をつかむためにやっているような雰囲気であった。おでんのたねは自家製で結構うまかったし、接客態度もはきはきしていたし好感触であった。で、一番最後は、櫛田神社近くにあるカクテル屋台バーで、ジャズを聴きながらソルティドッグ等をたしなむ。ここのマスターは、超ベテランで酸いも甘いも噛み分けてきた人で、話も面白かったし、圧倒的な存在感を持っていた。それでいて物腰は柔らかく穏やかな表情でもあった。よく、ガイドブックにも取り上げられている屋台全体の顔ともいうべき人だし、本当にこの店に寄れただけでもこの旅行は最高だったとも思わせるくらいに楽しんだ一時であった。
で、、、深夜にホテルに着き就寝。