2年ぶりの福岡ドーム

相変わらず、スタンドはホークス応援一色である。ライト側の外野スタンドには、白袴に羽織姿の若い衆が熱のこもったホークス応援を取り仕切っていた。で、その上の方に白いTシャツに白短パンの集団がトランペットの演奏に合わせパラパラっぽいダンスをしていた。これって完全に「気志團」状態である(笑)。もしかしたら、綾小路セサロニアス翔は、この応援を見て、「これだ」と思ったのだろうか?(苦笑)。しかし、この熱気ある応援を体感して本当にホークスというのは福岡に根付いているなぁと痛感してしまった。ちなみに、マリンスタジアムでは異様に目立っている、マリーンズ応援団は、レフト側外野スタンドの上の方にほんの一角だけ黒い集団がこぢんまりと固まっていた(苦笑)。
試合の方はダイエーが6−2と完勝。まずは杉内の快投である。鹿実時代の印象はストレートを見せ球にしてカーブで勝負するという印象があったのだが、この日は完全に逆。ストレートで攻めまくっており、貧打気味のマリーンズとはいえ完全に封じ込んでいた。若かりし頃ライオンズ時代に見ていた工藤公康にだぶって見えてしまった。もう一人は本当なら地元(東京都旧田無市出身)ライオンズで松井稼頭央と黄金の二遊間を組んでいたはず(爆)の井口のホームランを含む3安打3打点の活躍ぶりである。ほんとうにライオンズに入っていればという思いが強くなるばかりであった。そして、チームリーダー城島健司はホームランと2塁牽制アウトをとる強肩ぶりという攻守にわたって美味しいところを持っていくし、、、なんでライオンズびいきの私がホークスをほめてしまっているんだろうと空しさだけが残ってしまう完璧な試合運びであった。そんな中で気になったのが松中の足の状況。ランナーに出ても全速力はおろか、ジョグ程度のゆっくりとしたスピードで歩いている状況を見ていると、いくらバッティングは良いからといっても、ここは余裕をかまして大道とか本間を使っても良いのではないかと思ってしまうくらいであった。って、なんでホークスのことに気を遣わねばならないのだろうか?(爆)