ハウフルス制作番組のマイナーチェンジ

素人参加によるマイナーチェンジがいつの間にか、中途半端なタレントの集まりに変化してしまい、どうしようもなくなっている「どっちの料理ショー」。久々にこの日のSPを見てしまったのだが、ナレーションに城ヶ崎祐子坂上みきを使い、月〜金の午後にヤングミセスをターゲットにした帯情報番組的になってしまい、この番組をどうしたいのか本人達も袋小路にはまっているように見えてならない。ハウフルス制作の番組には、当初高視聴率を獲っていたものを、さらに強固にするつもりで新機軸やマイナーチェンジをはかろうとして墓穴を掘ってしまい、短命に終わってしまう帰来がある。「イカ天」、「夜もヒッパレ」や「ボキャ天」というのが典型的な例である。そんな中で一切手を加えず「流浪の番組」として長期にわたってやっている「タモリ倶楽部」というのは、非常にハウフルス制作の中では希有な存在と言って良いであろう。