イラン2−1日本(http://www.sanspo.com/soccer/top/st200503/st2005032601.html)
結局、ビジョンの無いジーコジャパンをまたしても露呈した感じである。というか、この試合はイランにとってエポックメーキングになった試合というのが率直な印象である。ようやっと「キング」アリ・ダエイの独裁をハシェミアンやザンディ等のヤングジェネレーションが打破したということである。ダエイのわがままに従わざる得ない軟禁状態だった(苦笑)マハダビキアも開放され、個人技だけのイランから脱皮してしまい真のアジアンキングになってしまったかもしれない。30日の平壌での戦い(北朝鮮vsイラン)が興味をそそる。一方の日本なのだが、試合終了してから「システムを変えなくてはいけない」と後の祭りのようなコメントを言う中村俊輔はいかがなものか?しかも、中田英寿とジーコとの三者会談を実施したいというのは、何様のつもりであろうか?それ以上に「2点はたまたまこぼれ球がイランに行ってしまっただけ」という偏狭的なブラジル人気質的負けず嫌いモードを炸裂したジーコは、治療の余地なしといったところである。はっきり言えば、ジーコが今やっているのは、「自主性を重んじているサッカー」では、「選手を自分勝手にプレーさせて、責任転嫁させる、自分勝手なサッカー」である。バーレーン戦は2連敗する可能性が増えてきたような気がしてならない。