西川きよし不出馬

今年の参院選の注目していた点の一つとして、東西大物タレント議員二人(東京の中村敦夫、大阪の西川きよし)の出処進退がどうなるかと思ったのだが、やはり、西川きよしの方は多選というイメージをつかれたくないと思ったのが本音だろう。結局、昔の緑風会スタイルで、「無所属」スタイルを通し、小さなことからこつこつとやっていた努力は報われなかったのであろう。それと、ここ最近は、ボケキャラとして、ダウンタウンナインティナインの後輩にいじられるというポジションも確立しつつあるからタレントに専念する方がいいのかもしれない。
で、きよし票を狙っているのは自民・民主だけではないと思う。前述したように府知事選落選組もいるし、一番気になるのは、年明け早々「サンデープロジェクト」降板が報じられた島田紳助の存在である。この人こそ「詭弁の達人」であるから国会議員になったら、結構立ち回る可能性はあると思うし、もしかしたら、すでに西川きよしに「きよし師匠の票は、既成政党にぶんどられたらあかんのですわ。タレントに入れる風土こそ、大阪のアイデンティティやないですか」と詭弁を張っているのかもしれない。もしかしたら、隠居の身だから永田町で小金を稼ごうかと思っている上岡龍太郎や復活を目指す山田勇前知事も絡むかもしれない。
それと、中村敦夫にはもう一期勤めてもらって、孤高の戦いを繰り広げてほしいと思っている。というか、もし中村敦夫が不出馬するようだったら、誰も入れる人がいなくなるのだから(苦笑)