国際千葉駅伝

先週に引き続き、またしてもロードレース観戦しに行く。久々に前通勤で使っていた武蔵野線京葉線千葉みなと駅へ。歩いて10分くらいしたところが第1中継所の千葉県立美術館前。着いたのが12:30過ぎで、↓のようにすでに男女第二走者のウォーミングアップが行われていた。
 
今回は、各国の選手に男女それぞれボランティアで高校生が世話係を担当していたのだが、トップランナーと接するとあって緊張してあたふたしていた子がいて、ギャラリーのマラソン観戦ヲタ(笑)のおじさんやおばさんから「しっかりしろよ」と言われていたのが何ともおかしかった。
そして、13:37頃に男子の先頭ランナーが観戦地点に到着
 
エチオピアのデジュネ
正に疾風のごとくという喩えが的を射たようなスピードで通過していった。
日本勢は、エチオピア、ケニアには遠く及ばず。3位に着くのがやっとの状況で通過。
 
3位争いをする日本とブラジル
デジュネが通過して、10分程度経って、注目の女子の先頭が観戦地点に到着。で、予想に反して、ラドクリフではなく、女子もエチオピアとケニアのアフリカ勢が1位、2位で通過
 
1位で通過したエチオピアのアデレ
 
2位で通過のケニアのワゴイ
アフリカ勢から遅れること20〜30秒程度、ようやっと大注目のラドクリフが来る。
 
ハイソックスに萌えた人が多数いた(爆)ひときわ華があったラドクリフ
で、日本期待の福士加代子ラドクリフからさらに40秒くらい遅れて4位で通過

ラストスパートするも、前に走った3人と比べてキレがなかった福士加代子
そして、おまつり騒ぎだったのが走り終えた後の第1中継所。老若男女問わずラドクリフにがっつく人が多数で大騒ぎ(笑)。

ラドクリフにがっついた成果(爆)。隣はラドクリフのマネージャー兼コーチ(と思われる。
老若男女ががっついたのは、当然その美貌とスタイルの良さもさることながら、ラドクリフのサイン付ブロマイドが配られたこともあったのが最大の原因だった。
  ラドクリフのサイン付ブロマイド
結局このレースはラドクリフにとっては、スポンサーナイキの宣伝も兼ねた営業に過ぎなかったということである(苦笑)。
 そして、福士加代子にもがっつく人が多数いた。
 
福士加代子にがっついた成果(爆)
この写真だとがっかりして意気消沈な感じだが、本人は、アフリカ勢とラドクリフとの歴然とした実力差に呆れ果てていたようで、あっけらかんとした感じでファンの人に握手したときや声をかけたときも明るい表情で対応していた。当然私も福士加代子と握手したわけで(笑)「今度は実業団駅伝で頑張ってね」と声をかけたら、「頑張ります!」と明るく答えた後「今日は勤労感謝の日の振り替え休日なのにわざわざ応援しに来てくれで、有難うございます」と関西訛りで大きな声で答えてくれたのはかなり好感触だった。
レース結果は、男女とも1位エチオピア 2位ケニア 3位日本という成績で、エチオピアの長距離勢の層の厚さが如実に表れた結果であった。ケニアの場合は全選手日本の実業団に所属しており、ほとんどが母国では2番でグループでオリンピックの国内選考会にも残れるかどうかの微妙な状態である。そんなケニアにも完敗している状態の日本はかなり長距離会においては水をあけられたかなというのが率直な感想である。