テレビ馬鹿

今日の日テレで放送されていた「日テレバラエティ番組50年史」。ちょっと仮眠してしまったので、見だしたときは「裏番組をぶっ飛ばせ」が放送されていて、どう見てもただの酔っぱらい(笑)のプロデューサー(細野邦彦)がくだをまいていた所から見だしていた。しかし、こうしてみると、ワースト番組と言われるようなくだらない(誉め言葉で)を作ったり、裏方だったスタッフが頻繁に番組に登場していたりしていたのは、フジテレビの特権というわけではなく、日テレが元祖だったということが改めて分かった。ちなみに、ミスター日テレこと井原高忠シャボン玉ホリデーやスター誕生、ゲバゲバ90分、24時間TVの生みの親)は私が見ていたときには登場していなかった。この人が出たら、本音をぶちまけるからお祝いムードに水を差すと現役スタッフは思ったのであろうか?内容としては、ごますりモードだったのでだが、フリルマンを非さびsない見ることが出来たり、浜田雅功が被り物師として、ペーペー扱いされていたのを見られたのは良かったと思っている。それにしても、福澤朗の進行の心の無さぶりは、ある意味高田純次をこえて日本一であるとも感じた。日テレのバラエティ史については、小林信彦が書いた「テレビの黄金時代」(文藝春秋刊)の方が、かなり裏事情も詳しく書いていたりして面白く読める。それに比べれば今回の放送は、60点くらいといったところである。