急転直下に...

結局、この発言は政治的な駆け引きの一つに過ぎなかったようである(苦笑)。バルサだとか、ミラノの2チームという説も有力だったが、とどのつまり、一番最初に名前の挙がったレアル・マドリードの移籍が決まったようだ。この記事をみると本当にEUROサッカー最大のおまつり騒ぎだったんだなと思ってしまう(苦笑)。しかし、おそらく、これでフィーゴが別のクラブに移籍して背番号ともどもポジションも右サイドMFを奪還、最初の5試合ほどはジダンフィーゴが移籍して間もない頃のようにリーガの水になじめないかもしれないが、年末になったら、再び白い巨人の華麗なるサッカー2003-2004版が完成するであろう。当然、ベッカムに足蹴にされたバルサは黙って指をくわえてるわけもなく(笑)。マンチェスターユナイテッド移籍内定といわれているロナウジーニョを奪い取ることを狙っているだろうし、移籍市場はこれからが本番なのかもしれない。マンチェスターユナイテッドとしては、右からの攻撃という武器の代わりのものを早急に開発しなければならないであろう。ファーガソンにとっては最大の試練が待ち受けている2003-2004シーズンであろう。