ムコ殿2003「生放送」part2

古い話になってしまうが(謝)、先週の木曜(6/5)に放送されたこのドラマについて一言。一番最初に「生放送」と言われたときにも感じたのだが、あれは「生放送ドラマ」とは言わないだろう。全編生でやるからこそ「生放送ドラマ」と言うべきでは無かろうか?で、生のシーンもなんか「バラエティっぽい」色彩が強いし、久本雅美中島知子飯島愛を本人役で出している時点で、ドラマとしてのていはなしていないだろう。そして、なんと言っても明石家さんま村上ショージの2人である。確かにバラエティとしては充分「村上ショージ」ワールドが広がっており、その解説役として登場していた(笑)明石家さんまも面白かったのだが、これをわざわざドラマでやる必要があったのかというのは疑問が残る。しかし、岸本加世子という人は本当に「生放送ドラマ」づいている人だと改めて感じてしまう。デビュー作の「ムー」や「ムー一族」も生放送ドラマがウリだったし、「アナウンサーぶっつん物語」でも生放送をやっているし、岸本加世子が出るから「生放送ドラマ」をやろうとスタッフは安直に考えたのかもしれない。なんといってもプロデューサーが栗原美和子というので勝負はありなのだが(苦笑)