CL 準決勝 ユヴェントスVSレアル・マドリード 2ND LEG

やはり、スクデットをとった勢いの方が強かった、というより、ネドヴェドダーヴィッツの中盤が完全に「ファンタジスタ」と化していたのが3−1と完勝した最大の理由であろう。前記した2人は「ファンタジスタ」というより「ダイナモ」といった表現が適しているであろう。前線で攻撃を形作り、中盤の守備の軸としてピッチを激しく疾走し動き回る姿は、一番自分の好きな中盤のプレイスタイルである。日本でいえば北沢豪の全盛期というのは、まさに、運動能力の高さで縦横無尽にピッチを動き回っている姿が印象的でアンチヴェルディでありながらも魅力を感じていた。レアル・マドリードはここに来て、疲労がたまってきたのが敗因であろう。それと、シーズン開幕当初から懸念されていたイエロとエルゲラのスピード感マイナス100%(苦笑)のセンターバック陣の脆さが出てきてしまったのも会ったように思える。しかし、イタリア・ダービー(ACミランVSユヴェントス)をオールド・トラッフォードマンチェスター)でやって盛り上がるかどうかがいささか心配な点ではある。