2002年総括

2002年を振り返ると6月の1ヶ月間が余りにも強烈であった。当然W杯KOREA/JAPANもそうなのだが、それ以上に衝撃的だったのはナンシー関の死である。私の中ではW杯の過度な情報量にナンシー関があたってしまった突然死のような気がしてならない。ナンシー関が亡くなったのを機に、TVというメディアが衰弱期にさしかかったと言っても過言ではない。日本のサッカー事情に関しては余り変化は起きていないようで正に日本人気質らしいW杯の喧騒ぶりであった。本当にナンシー関が文春で書いた遺稿の指摘はズバリ的中したわけである。
2003年に関して言えば、正に「暗中模索」。北朝鮮も、政治も、野球やサッカーといったスポーツ界も、そして、マルサのメスが入ったK−1も、来年の今頃はどうなっているか全く見当がつかない状況である。K−1に関しては、マスコミの圧力もさることながら「学会」の見えざる力というのが影を落としているので本当にどうなるか分からない状況である。そんな中で、既にレコード大賞では、菊川怜の着せられた感120%の振り袖姿に日本髪、緩すぎて笑いを通り越してあきれている(苦笑)。そして、紅白はまもなくはじまる。結局、今年のことはすっかり忘れてリセット状態で2003年ははじまるようである。

紅白、猪木祭、年越し番組に関しては2003年元日の日記で触れようと思います。ちなみに、今日の昼、「かくし芸大会」番宣番組を偶然見たが、とにかくオープニングのモー娘。晴れ着で縄跳びは是が非ともチェックしなくてはならない。さすがきくち伸片岡飛鳥モー娘。による年に一回のコラボレーションである。ただの感動路線では無かった。ともかく一年ぶりの石川梨華吉澤ひとみによるけんかネタ(笑)、矢口真里の毒舌(笑)、これは必見である。いまやけんかネタは極楽とんぼではなく、チャーミー&よっすぃのおはこになっているようでである。恐るべし片岡飛鳥組&KIKCHY FAMILYといったところである。