初めの秋葉原

まずは、14:00から石丸電気パソコンタワーで開催された山本梓のイメージビデオ発売記念イベントに参加。やはり、「フラビージョ」の人気は高く、180人以上と多くの人が参加。その中にはお面をかぶったりしていたハリケンジャー好きな「大きな子供」も何人かいました(笑)。石丸パソコンタワーは、噂のとおり前の石丸ソフトワンくらいのスペースで、心理的な圧迫感は確かになかった。でも、200人を超えてしまうとたしかに窮屈になってしまうのは致し方ないかもしれない。今回のイベントは、発売元のベガファクトリーのスタッフではなく、山本梓と同じ事務所に所属している「テンポラル」というお笑いコンビが担当していたが、ボケと突っ込みがきっちり別れている正統派の路線で、喋りのテンポも良く、かなり好感を持てた。
さて、この日の主役、山本梓は白のカーディガンに紺色のぴっちりしたスパッツという衣装で登場。この瞬間、水着姿の撮影タイムでの下の衣装は、これだなと思い少しがっかりする(^^;初めて生で見た山本梓の印象は、背が小さく細身だという印象を感じた。そして顔立ちに関していえば、21歳という年齢の割には、あどけなさというか可愛らしいという雰囲気が目立った。トークに関しては結構、自分で展開していこうと気持ちはあったのだが、やはりこういったイベントには慣れていないのか少し緊張気味であった。そんな彼女を心配してか、「私の妹が来ています」とサプライズゲストが登場。登場したとき、山本梓に顔が似ているけど、結構コギャルっぽい雰囲気で、お姉さん以上にけばいなぁと思ったのだが(笑)、なんとそれは若槻千夏であった。以前「キャイ〜ン式」で「ヒデキの妹コンテスト(ウド鈴木の本名が「ひでき」なので(笑))」で選ばれた「イモコン」仲間ということでかなり付き合いがあるようで、お互い気心が知れているようであった。
このイベントでの目玉企画は「フラビージョのテーマソング」が披露されたこと。ベガファクトリーのイメージビデオを制作している名物監督が彼女のために「東映さんにはオフレコで(笑)」作った曲が披露された。ちなみに一部はイメージビデオでも公開されているのだが、フルコーラス版は「本当に東映さんからクレームが来る」ということでカットされてしまったそうである(笑)。まぁ歌詞が「♪フラ・フラビージョ、フラビージョ 私は小悪魔。フラビージョ♪」といういかにもダウンタウンが作りそうな感じの曲であったが、結構耳に馴染んでしまいつい口ずさみそうな曲であった。ちなみに最後は「シュシュッと参上」でしめるのだが、このフレーズが「絶対東映からクレームが来る(笑)」と思ったそうである。
水着での撮影タイムは、白のビキニのブラに紺色のスパッツで、結局カーディガンを脱いだだけであったが、結構胸の膨らみが強調されていてナイスボディだったのは少し意外であった。山本梓トミーズアーティストカンパニー所属ということで、この事務所には釈由美子という大看板が所属している。握手会の時は、「事務所には釈ちゃんという大きな目標がいるんで彼女を目指して頑張って下さい」と声をかけ「そうですね。釈さんみたいな女優さんになりたいです」と笑顔で答えてくれた。ちなみにこの事務所の社長である通称「トミー」の存在も知っているので、「面白いトークは釈ちゃんだけでなくトミー社長がいるから色々と聞いて勉強して下さい」と言ったら、大ウケだった彼女。ちなみに隣にいたテンポラルの2人はトミー社長の存在を知っていたことに驚いており「社長のタレント時代を知っているんで」と言ったら「あ、そうなんですか。僕たち知らないんですよね」と驚きの様子で答えていた。
ちなみに、このトミー社長。20年以上前、田原俊彦のバックダンサー「ジャパニーズ」のリーダー(本人談)を務めていた人物で、「田原を大きくしたのは自分だ」と豪語している「大立て者」である(笑)。私がトミーの存在を知ったのは明石家さんまの「おしゃべりツバメ返し」というラジオ番組。そこでさんまと一緒に出演しており、「おかまのトミー」という愛称で、おねえ言葉でさんまとマシンガントークしていた印象が非常に強い。つねに「さんちゃま〜、かっこいい!」「さんちゃま、すてき〜!」とでれでれとさんまにからみつき「トミー!じゃまくさいねん!岡っ引きにしょっぴかれろ!」とさんまに変なツッコミをされても「あ〜ん!さんちゃま〜!しょっぴいて!しょっぴいて!」とこんな調子でトークするトミーに呆れながらも大笑いしていた記憶がある。明石家さんまとはジャパニーズ時代から旧知の仲で、この頃には「トミーズアーティストカンパニー」は設立されており、自分の所属している女性タレントをさんまの番組に何人が務めていることからさんま一門に入ったようである。ただ、釈由美子がブレイクするまでは、ある女性タレントが男を作って逃げてしまったりして不遇の時代が長かったようで、「ほんまに、釈由美子ちゃんがブレイクしてよかったなぁ」とさんまに言われたときは思わず「かま泣き」したそうである(笑)。
山本梓もこんな愉快な社長と、偉大なる「ふんにゃか先輩女優(笑)」がいるわけであるから、是非とも頑張って欲しいと感じている、イメージビデオでもスタイルの良いビキニ姿は勿論のこと、「プチふんにゃかキャラ」は垣間見せているので面白いと感じた。