「負けられない南井克己!譲れない武豊!」(by杉本清)
「競馬黄金伝説 20世紀の名勝負vol4」に89年のマイルCSにおけるオグリキャップvsバンブーメモリーのたたき合いにおける杉本節。私自身、杉本清の実況の中で一番好きなのがこのレースである。「菊の季節にサクラ!」(サクラスターオー)や「後ろからは何にも来ない!」(テスコガビー)もインパクトはあるのだが、レース後のインタビューでの南井克己の男泣きもあってか、かなり印象に残っている。後は、毎日王冠でのサイレンススズカ「最後の大逃げ」でAアナ(笑)(青島達也)が直線で、息切れしてしまい、ワンフレーズワンフレーズの間にちょっと間延びした息継ぎがあったりしたのは、驚いてしまった。なんと言ってもスプリントレースにおいて、4コーナーまでに前場を羅列する「すごい人」のAアナである(苦笑)