吉本興業・林裕章会長死去

今年初のサプライズである。元々肉体派で、ロンブーの田村淳が直接ギャラアップの交渉を直談判したとき、上半身裸になってファイティングポーズを取り「俺を倒してから、言わんかい!」と吠えた人が62歳という若さで死去である。おそらくこの訃報でまた島田紳助は鬱モードがさらにアップしてしまわないか心配である。そして、この会長で言えば、元常務で「ミスター吉本」と言われていた木村政雄との会社の方針を巡っての確執騒動である。結局、事実上の木村政雄解任という大なた人事を振った林裕章であるが、ここに来て今後の後任人事に大きな尾を引きそうな思わぬ展開になってきているようである。はっきり言えば、一タレントのことよりも、林派か反林派(木村派の残存)どっちにつくかと言うことの方が重要だったのかもしれない。