アジア枠内対決「逆ビンゴ」へ2敗目(苦笑) 日本2-3オーストラリア

初戦で自滅しまくっていた、あのオーストラリアにここまでやられるとは(苦笑)。やはり、象徴的だったのは、第5セット13-13で右オープンからのアタックをふかしてしまいアウトになった山本隆弘であろう。これで、戦犯扱いされても致し方ないのだろうが...ところで、ブロックの出来ないセンターって存在意義があるのでしょうか?(辛口)。口を酸っぱくしてでもこのことだけは言い続けたい。今のバレーボールは生かすも殺すもセンターラインである。事実、余裕のレギュレーションだったとはいえ、1位通過した日本女子には、吉原知子という絶対的存在&大友愛という攻撃の軸になるセンターラインの存在があった。ミュンヘンの遺産を食い潰し、ぼろぼろになる80年代の日本男子バレーが、まだまだいけると思わせてしまったのには、川合俊一という異端のセンターが存在していたからである。とはいっても、ジュニアやユースに関しては、シニア以上にアジアの中の環境は厳しいし(おそらく、アジア選手権でベスト8に残るのも至難の業)、どうにかしないといけない状況よりもさらに深刻なのかもしれない。そういった意味で、同じように惨敗モードの韓国と日本が今後どのように立て直すかが興味津々である。韓国は10代の選手をほぼ半固定に代表セレクトして、合宿、遠征の繰り返しで鍛錬しようと考えているであろう。日本の場合は、2006年の世界選手権や2007年のW杯でどのアイドルを客寄せパンダにして、無理矢理に盛り上げようかしか考えていないであろうが(苦笑)