PRIDE GP

番組の編集の妙と言えばそれまでなのだが、今回の興業は、小川直也が久々に格闘技興業の表舞台に姿を現した鮮烈なパフォーマンスショーにつきるであろう。数年前まではあの強烈なキャラクターを見ないことはないくらい引っ張りだこだったのが、ZERO-ONEに力を入れてプロレスラーとして力を蓄えていたというよりも、ボブ・サップという、ある意味マスコミュニケーションサイドから言えば、小川直也以上に使いやすいキャラクターの登場で、すっかり見る機会が少なくなっていたのだが、ステファン・レコを子供扱いしたあの試合を見る限り、再び暴れ回ることは必死であろう。もっとも、以前のようにバラエティやドラマにまで登場することはないであろう。なんといっても、ガキの使いやあらへんでにおいて、ダウンタウンやココリコ、山崎邦正と一緒に、罰ゲームネタでリアクション大王ぶりをみせていたアーネストホーストが出ていたりしている状態を考えれば、リングの上で暴れ回っているのに専念した方が正解かもしれない。