WPB

ふつうなら、安田美沙子のグラビアがどうだとかを言うのがセオリーかもしれないのだが(笑)、松本人志の連載で久々にスポーツに対するいちゃもんをつけていたのに笑ってしまった。「アイスホッケーを『氷上の格闘技』というなら、防具をつけずに裸でやるべきだ。アメフトも嫌いなのは、あんなにプロテクターとか防具を身につけて、激しいぶつかり合いだとかということである。」ボクシングに傾倒している松本人志ならではの文章である(笑)。この人のスポーツいちゃもんは野球に関して「塁を盗むという『犯罪行為』を賞賛することが不愉快だ」というけだし迷言(笑)が有名である。ただ単に少年時代野球が下手だったのをバカにされただけのことだとおもうのだが...ここから、「プライド」は単なるコスプレドラマで所詮コスプレネタは限りがあるのでネタ枯れしてしまうという展開になっていたのだが、最後のまとめに、「なんなら、素人や無名の役者をあつめてドラマを作った方が面白い。韓国ドラマが少し流行っているのも名前を知らない役者が出ているからストーリーのほうに注目する」と言ったのには腰を折られてしまった。松本人志は「未来日記」や「あいのり」、「サバイバー」
とかはアウトオブ眼中ということであろうか(辛口)。確か、高須光聖土屋敏男と対談したとき「未来日記の後半は素人が役者化してしまい、魅力がなくなる」と言っていた*1のを考えると、今現在この発想をしている松本人志の劣化というのが気になってしまっている。