コメンタリスタあれこれ

サッカーにおける後藤健生、アイスホッケーにおける神戸達夫、ラグビーにおける小林深祿郎、こういったタイプのコメンタリスタやライターというのが野球には全くいないというのがJsportsを見ていて思うことである。この3人の共通点で言えば、実質選手活動をしていないということ。それでいて評論や観戦眼については頭一つ秀でている。そして、ちょっとウイットに富んだコメントも出来る。それと、後藤健生は群を抜いているが、現場第一主義というのも3人の共通項かもしれない。野球の場合は完全に選手経験者絶対本位制というのがまだ色濃く、これがもしかしたら中継を面白くしていない原因なのかもしれない。昨シーズンからCXには小関順二が出ていたりするが、ちょっと鼻につくし、永谷脩もどちらかと言えば選手によいしょするタイプだからあんまり好きになれない。で、改めて考えてみると、故佐瀬稔の偉大さというのが痛感してならない状態である。