日本1−1ジャマイカ

まずは、「黄金の中盤」という呼び方は何とかならないものだろうか(辛口)。確かに、稲本・小野・中村俊輔中田英寿は日本サッカーの中では最高クラスの選手ではあるが、世界レベルで言えば、、、中の中レベルであるし、持ち上げすぎのような気がしてならない。それにジーコファルカントニーニョセレーゾソクラテスの「真の黄金の中盤」の凄さに比べれば...といったところである。さて、「真の黄金の中盤」もストライカーのコマ不足で'82W杯では涙をのんだのだが、それ以上に日本サッカーにおける慢性的なゴールの嗅覚の低さというのを、今回のジャマイカ戦で改めて感じてしまった。しかし、こういう思いを持ち続けてもう何年くらいになるだろうか?金田喜稔がTV中継で「中田も小野も、ミドルシュートの力は充分あるんだから、どんどん打っていけばいいのに」と前半から言い続けていたのが、かなり耳の残っている。華麗なパスワークよりも、ベルギー戦で鈴木が見せたような泥臭いゴールゲットシーンを見たいのである。
海の向こうでは、アジアユースが始まるようであるし、日本サッカーの今後に向けて試金石になるような試合が続くのでチェックしておきたい。