アイドルの穴2014始動に向けての個人的見解と日テレジェニック2014のYO-SO-U(第一稿)

結局今年も始まってしまった日テレジェニック2014に向けての「元祖」?サバイバルオーディションアイドルの穴2014。3/1に発表された候補生の人数が「たった」34人ということで今年は6人も選ばれないだろうとか、日テレジェニックも地に堕ちたとか瞬間的には思ったが、考えてみると2013年のアイドルの穴が異常を通り越して奇怪かつ凶行だったということで、2011年と2012年の中間程度に収まってマシになったというのが正直なところではないかなと思っている。
で、本題のアイドルの穴2014について語る前にアイドルの穴2013ならびに日テレジェニック2013についての総括を書き留めておこうかなと。
はっきり言えば、ライブイベントや撮影イベントの回を追う毎に盛り下がる一方で、日テレジェニック2013が決まってからのアイドルの穴DVD発売イベントや日テレジェニック6人のイメージDVDイベント、各種ライブイベントは惨憺たる結果になったなと思っている。特にこの年のアイドルの穴でネットを駆使したプロモートや強烈なキャラクターで異彩を放っていた倉持由香が脱落してからの盛り下がりは顕著だったなと。拡大しすぎた点もあったが、やはりサバイバルオーディションというシステムに金属疲労が生じたことが一番の要因だと思う。それを補うような候補生ならびにヲタの強烈なキャラクターも2013年はいなかったのかもしれない。結局、この手のものに飽きてきているのは明々白々かなと。それと、収益を上げる方法として容易に見えるチャットと撮影会を連動するいわゆるグラビアオーディションのシステムが雨後の筍も真っ青なくらいな乱立ぶりがさらに拍車をかけているのは間違いない。FLASHがかかわっているのだけでも3種類(ミスFLASH、グラビアページ争奪、写真集発売権争奪)あるし、どれがどれだが候補生もヲタもわからなくなっているといっても過言ではない。イベントを取り仕切っている女性スタッフの一人であるI女史とはここ数年色々と話す機会が多いのだが、二言目には「参加者が少なすぎます」「何でこんなに盛りあがらないんでしょうか」と愚痴とため息が出てきていた。そりゃ、これだけ乱立すれば当たり前だと、I女史にはそっけなく答えたのだが…。そして、2012年はイメージDVDが「何らかの事情?」によって発売されなかったのが、2013年は再び選ばれた6人のイメージDVDが発売されたが、予想通り「VAPの日テレジェニックイメージDVDに当たりなし」という中途半端な内容。実際吉木りさ以降の三大メーカー(イーネットフロンティア竹書房、ラインコミュニケーション)における、着エロ寸前までの布面積の小さいビキニでのシタチチ食い込み想定内路線、さらにそれ以外のメーカーのもっと攻めた内容に見慣れたグラビアヲタ層にとっては、歯がゆさしか感じないのが実情であろう。結局2012年の日テレジェニック発表会見で有吉弘行が言った「この番組が始まってから日テレジェニックからスターが生まれていない」という言葉は、「もうテレビでグラビアアイドルを広めることなんか意味ないじゃん。ネットのエロ動画で十分なんだから」という意訳なのかなと思ってならない。さらに日テレジェニック2013に選ばれた6人にとってこれが栄えある栄冠かというととてもそうは思えない。特に4位〜6位の3人は、事務所内では他の同系統タレントの方に売り込みを集中しているように見える。4位の権藤葵エヴァーグリーン)は柳ゆり菜に水をあけられているし、5位の黒田万結花(プラチナム)は筧美和子には到底及ばず、一番大変なのは6位の日野麻衣ホリプロ)で、彼女のポテンシャルだったら問題なく務められるであろうバラエティのひな壇やドラマでのゲスト主演的ポジションを全部佐野ひなこに持っていかれてしまっている現状。日テレジェニックになってなんの得にもなっていないという現状を当事者たちは痛切に感じているはず…だと信じたいのだが、結局テレビ局とのつながりを求めたい単なる芸能事務所の営業の一環として日テレジェニックは細々と蜘蛛の糸のごとくつながっているのかなと思えてならない。

前口上が長くなるのが私の常であるが(・_・;)…

とりあえず、3/1にイベントもチャットも撮影会も運営の主導権を握りそうなネオステーションホームページで発表されたのがこの34人である。
日テレジェニック2014候補生一覧
この34人のメンバーを見て、一番目に付いてしまったのが候補生No.3の市川咲と候補生No.24の藤村椿の再チャレンジ候補生2人である。そして、日テレジェニックになることが宿命であると思い込み候補生として途中で脱落した2011年の後に強引にオーディションを受けようとして門前払いを食ったという都市伝説を持っている篠原冴美はこれをみて何を思ったか?と気になった次第である( ̄▽ ̄;)。ま、もう日テレジェニックなんか端にも棒にも引っかからないと篠原冴美は鼻で笑っているとは思うのだが…
そして、全体に通していえる地味すぎるメンツ、これは去年の99人の後遺症の側面が大きいだろうなと、それと、この手のオーディションは深入りしないほうがいいとオスカーやワンエイトと言った一部有力事務所が一歩引いたことも影響があるだろうなと。
そして、予備選チャット2回と3/21に行われた予備選ライブイベントを経て4/5の地上波放送出演者22人が決まった。

1位 前田美里(-)
2位 坂本莉央(-)
3位 双葉 苗(2)
4位 市川 咲(5)
5位 東まりな(7)
6位 坂井古都(3)
7位 葉月あや(8)
8位 町田みゆう(4)
9位 宮本彩希(17)
10位 石岡真衣(6)
11位 友寄 蓮(16)
12位 中原未來(-)
13位 豊田瀬里奈(22)
14位 まろか(10)
15位 朝倉すみれ(1)
16位 小川まりな(12)
17位 藤村 椿(11)
18位 長島瑞穂(-)
19位 東海林藍(18)
20位 幸野ゆりあ(9)
21位 小泉ここ(20)
22位 山田真帆(14)

※左の数字は3/21現在のランキング。( )は3/16に中間発表されたランキング。(-)は3/16の中間発表22位以下

ちなみに中間発表で22位以内に入っていたが、地上波放送出演できなかった候補生はこの4人

陽向さえか(13位)小林礼奈(15位)長瀬麻美(19位)光原みう(21位) 
まぁ、アイドルの穴のランキングほどあてにならないものはないというのは定説であるが、1位と2位が圏外だった二人がいきなり上がってきたのは、イベントとチャットは別物だとか色々と「何かではない何か」が発生したんだなと思ったりもしたが…。事務所の力で太田プロ小林礼奈ヒラタオフィスの森あさみは残れるかと思ったがここで脱落というのは少し意外だった。ま、太田プロのアイドルはAKBだけで十分、有吉弘行のコネは上島竜兵とデンジャラスとマシンガンズ土田晃之で手一杯ということであろう。それにしても3/21のライブイベントで一番驚いたのが、イベントのMCがサミットクラブではなくてシャバダバふじになったということである。実質フリーで事務所に所属していないサミットクラブよりも秋葉原のDVDイベントのMCとして安定のあるシャバダバふじを選んだという意味でも、事務所の存在って大きいんだなと思ってしまった。ただし、参加人数が三部に分かれていたとはいえ各部30〜50人程度と余りにも少なく、I女史が愕然として落ち込んでいた気持ちもわかるが、乱立している状況でこの人数を確保できたのはまだましかなというのが率直な感想である。そして、このイベントにグラドル自画撮り部・部長として一躍時の人になりつつある倉持由香が観覧していて、しっかりとグラドル自画撮り部の裾野を広げようと候補生たちをリサーチしに来ていたのには舌を巻いてしまった。当然バックにはいろいろとフィクサーがいるかと思えるが、この行動力はなかなかだなと感じてしまった。

さて、ようやっと本題(・_・;)
この22人から日テレジェニック2014をYOSOU(予想)してみようかと。あくまでも当てることが目的ではなくその根拠立てをつくるロジックが面白いかつYOSOUを楽しむ醍醐味ということを踏まえて…
1.事務所の力問題(その1)
去年選ばれた事務所で今年も選ばれたのが二人いる。一人はプラチナムの中原未來、もう一人はエヴァーグリーンの小泉ここである。ここ数年は複数の候補生を入れ込んでいて迷走していたプラチナムだったが、34人の段階で中原未來一人に絞り込んできたので問題ないと思ったが、いきなりペルーサばりの躓きで22位以下というスタートだったが、そこはプラチナム枠という堅い絆でアイドルの穴製作委員会a.k.aジェダイ会議とのつながりで12位というある意味いいポジションについた意味も含めて問題はないのかなと。小泉ここに関しては正直言うと微妙なのかなと。エヴァーグリーンは今年は一回休みで2015年に新人を入れ込もうとしているのではと思っていたので2年連続入れてきたのは意外であった。確かに女優活動もそれなりにしているし権藤葵よりはグラビアの素養としてはモデル体型に近いので水着映えはすると思える。B系の力で選出されてもおかしくはないのだが、去年の権藤葵のような鉄板な感じはしない。エヴァーグリーンは2010年の藤嵜亜莉沙の脱落事例もあるので絶対とは言えないなと。それに柳ゆり菜のプロモーションで手一杯な部分もあるのだが、一応残しておこうかなと
2.事務所の力問題(その2)
去年は選ばれていないものの、日テレジェニックと深いつながりがある事務所に所属しているのがN-weedの前田美里と旧ファンタスター系のヴィズミック所属・藤村椿&グラヴィティ所属・豊田瀬里奈あたりかなと。前田美里については3/21での1位として発表された後の堂々とした演説ぶりはいい意味で意外であったし存在感あるなと評価した。ま、色々とジェダイ会議の操作はあるとしても、N-weedの一年おきに選ばれるオセロ理論(2011年安藤遥:脱落、2012年白河優菜:選出、2013年内野未来:脱落)からしたら選ばれるのかなと。中原未來と同じ大本命なのかなと。藤村椿と豊田瀬里奈の同系事務所内の争いは敢えて豊田瀬里奈のほうに分があるのかなと思っている。はっきり言えば藤村椿はここで日テレジェニックに選ばれることより、関西に根を下ろしてレギュラーを10本くらいとってABC新人グランプリやオールザッツ漫才のアシスタントあたりをやって、浪速のキョンキョンならぬ浪速の武井咲もしくは浪速の剛力彩芽を目指したほうが良いのかなとおもえてならない。東京に魂を売るのは中村葵だけで十分かと(・_・;)豊田瀬里奈の所属しているグラヴィティのほうが松浦雅という逸材がブレイクしている勢いにのって獲得する可能性があるのかなと。Wエントリーしていた黒BUTAガールオーディションも1次で脱落したのもこっちに専念という意味合いがあるのかなと。
3.「ライブアイドル」の取り扱い問題
ここ2、3年いわゆるライブアイドルと称されるユニットに所属しながら水着グラビアも兼業的にやっている候補生が名を連ねる傾向にある。いわゆるライブ系ヲタの動員を狙ってのことだが、去年は高崎聖子という思わぬ逸材を掘り当てて、結局ジェニックには選出をしないといういかにもなオチをつけてしまったのだが…。結局、ある程度の動員が確保できたら後は使い捨てというのも定説になりつつある。だが、今年は結構上位に名を連ねている。注目としてはasfiに所属している再チャレンジ組の市川咲、Barbee所属の坂本莉央、妄想キャリブレーションに所属している双葉苗、青春トロピカル丸の石岡真衣と幸野ゆりあの五人かなと。そろそろライブアイドル系から選んでおかないと本当に日テレジェニックは総スカンをされると思うし、一時期に比べれば小康状態なアイドル戦国時代ブームとはいえ、触手しておかないなと製作委員会は思っているのかなと見ている。本気で狙っていそうなのが双葉苗かなと見ている。一応同じ系列のでんぱ組.inc最上もがというグラビアの逸材が存在するし、ファンの熱量は一番大きいかなと。意外とスタイルが良さそうに見えた部分も含めライブアイドル組の最有力かなと思える。市川咲については、やはり16歳という年齢が問題かなと思える。
4.サイドストーリー問題
最後は去年で言う倉持由香的存在で面白い存在かなというのが一人いて注目している。それが友寄蓮である。高校時代に白血病を患い三年間病棟で治療に専念し生死をさまよいながらほぼ完治、そして、芸能界に入り、撮影会を中心に活動をしていた中、産経新聞でその闘病についてインタビューを受ける記事が載ったという存在である。こういったサイドストーリーもさることながら、所属がオフィス彩というこの手の話を取り上げるのがうまそうな事務所であること、イベントでの喋り方が当時所属していた緑川静香を彷彿とさせる圧倒的な存在感、胸はないけど背は165cmとそれ何に高く正に緑川静香とダブるのも含めて面白い存在かなと思える。ただし、て同じ系列の事務所オフィスkinacoに所属して、友寄蓮より上位にランクしている東まりなという存在がいるのが問題である。東まりなのほうはいわゆるド新人枠でそのテンパリ具合が天然キャラとして際立っているので二人とも枕を並べてしまう可能性があるのかなという部分もある。ただ、番組が始まると目立つ存在になるのかなという期待値もこめて、友寄蓮をYOSOUしたいなと

他にも撮影会で鍛え上げられ固定ファンを持っている坂井古都や末永みゆと同じ系統の東海林藍あたりも気になる。今日の黒BUTAガール撮影会で結構日テレジェニックの現実をわかりきっているにもかかわらず敢えて挑戦している朝倉すみれもいたたまれなくなり応援したいところだが、今のところのYOSOUとしてはこの6人である。
中原未來 小泉ここ 前田美里 豊田瀬里奈 双葉苗 友寄蓮

では、恒例の最後の一言を…
本当に日テレジェニックになって道が広がると思っているなら、目を覚ましてください by小川直也