絶対に負けられない戦いがそこにはある by日テレジェニック
絶対に負けられない戦いはAFCやテレビ朝日が放送しているサッカーの試合にではなく、日本のアイドルの世界にあるということは明白な事実として受け入れなくてはならない。そうなるとAKB48総選挙を真っ先に思い浮かぶかもしれないが、あの選挙、別に負けたってさして変化があるようには思えない。確かに注目はされるだろうが、これによって仕事量が増減するようには思えないし、自分のポジショニングを確認するマーキング的要素とも感じられる。ファン及びメンバーが自己陶酔に酔いしれる過剰なナルシズム行為の具現化ともとれる。とどのつまり、お祭り騒ぎであるし、プロスポーツのオールスターファン投票的イベントと思えばいいのである。
で、本家?テレビ朝日のAFC主催サッカー試合中継に似た過剰な演出と客観的に見れば呆気にとられる騒ぎっぷりに通ずるのは、ここ3年イベント及び撮影会、チャット、物販及びダウンロードという3大要素による地獄のお布施事業化されている「アイドルの穴 日テレジェニックオーディション」である。この手法が費用対効果として理にかなったコンテンツだからか、後発で「ミスFLASH」や「ミス東スポ」「ミスヤングチャンピオン」が同じ展開でやっているのにはある種のぶれて無さを感じてしまう。まぁこんな辛口的表現している私自身も、鈴木ふみ奈の出現をきっかけに撮影会デビューした「ミスFLASH」によって、この世界にドツボにはまってしまい、お布施を搾り取られている存在となってしまったわけだがww
で、ようやっと本題w。そんな中で「アイドルの穴 日テレジェニック2011オーディションも」大詰めを迎えてきた。最初の2009年のときにときめきすら感じた内村プロデュースオマージュ的有吉広行の内P的佇まい、そして2009に選ばれたメンバー5人のノープラン的キャラクターな存在感も、3年経つとマンネリというかおざなりになったというか、アイドルリーグの方にその力を移行してしまった部分もあって、何か物足りなさを感じてしまっている。確かに米森美咲の「北海道はでっかいどう!」はレッド吉田の「ウェスポン」「チェベック」「トントントントン、ワシントン!」級のフレーズだった。この後二の矢、三の矢を繰り出せなかったのは残念だったが。齊藤夢愛のガツドル的何かをやらかそう感満載、だが不発に終わるキャラクターはまさにMr.・ノープラン、ゴルゴ松本を彷彿とするものだったし、小池唯は無感情というキャラ、完全にあの中では浮きまくっている存在、そして当時からトマパイで音楽活動をやっていたことも相まってふかわりょうとだぶった。もっとも本家は内Pに何度も「てめぇは一体何をやりてぇんだよ!!」とかわいがりなドヤシをされていたが、小池唯は有P(有キャ)からの人見知りから来るスカシでしか反応されないのは勿体なかった。小泉麻耶はそれこそ「玉職人」三村マサカズを彷彿とする「乳職人」として、清水ゆう子は消去法で大竹一樹という感じである。もっとも小泉麻耶には「乳職人」というフレーズは大ブーイングを浴びせられたがww。
そんな、キャラクターが2011年ではでてくるかどうか注目していたが、今までの脱落メンバーの変遷を見て、最終的に残るメンバーをファイナルアンサーしてみようと思う
今までのおさらい
メンバーに選出された時点ででオチ要員として1週目に早々と消えると思った矢敷姉妹は、梨紗は一番最初に落ち(2週目)予想通りだったものの、真帆は6週まで引っ張られるという中途半端さ。たまたま4月の撮影会イベントでこのことを真帆に話したら、自分たちは出オチのためだけに呼ばれたと思ったと、まだ残っている状況に若干の戸惑いを感じていたようだ。もうひとりの出オチ要員松竹芸能の天童なこは、キャラ作りに辟易していた模様のささおか珠美と3週目に脱落。黒沢ちさの体調不良、梅沢こずえ、高橋亜弓、川上さりと粛々と脱落した中、矢敷真帆の中途半端やな〜的脱落の週に、おっ!と驚いたのが大本命と思われた渡辺未優が早々に脱落したことである。ネームバリュー優先で選出という過程を予想していたので「ジェニックジェダイ評議会」は思い切った選択をしたなと最初は感じた。でも、考えてみればミスマリンちゃんの営業活動の方が彼女にとっては実効性は高いという判断をすれば、ここでの脱落はある意味妥当という思いも持ってきた。すなわち、今回は本当に日本テレビサイドでのみ使い勝手の良いグラビア系タレントを選ぶというのが明確になったと感じた瞬間でもあった。その現象がさらに如実に表れたのが、翌週における斉藤雅子と篠原冴美の更なる売り出しを狙おうとしていた2人の脱落。篠原冴美の凹みぶりは尋常ではない様子で恐怖すら覚えたが、ある種事務所の方針先行型な2人のキャラはジェニックには不必要ということと見受けた。今井成美、佐藤瀬奈の脱落はある種、M-1予選で話題をかっさらった麒麟枠的存在が力尽き果てた感じ。その翌週は再びネームバリューのある鮎川穂乃果、安藤遥の脱落。鮎川穂乃果の場合は撮影会やチャットにも参加したが、明らかにあのえげつない熱気に馴染んでいなかったし、このような企画ものに彼女はは不釣り合いだなと思っていたので、良くここまで引っ張れたかなという想いが強い。安藤遥はここにきてヒール的存在感で目立ちだしてきただけに勿体ないとは思ったが、もう一つのビッグビジネスであるミスマガジンの方が重要であろう。もっとも安藤遥自身は二冠を密かに狙っていたようだが。
残っているベスト10→日テレジェニック2011選出予想
さて、現在残っている10人から日テレジェニックが4〜6人選ばれるのだが、去年は6人と多めだったので今年はこのままラストまで2人ずつ脱落して4人選出そして全員DVD撮影という感じになる可能性が高いと感じている。
一応、選出人数予想としては
- 4人選出 4人DVD発売 55%
- 5人選出 5人DVD発売 10%
- 5人選出 3人DVD発売 10%
- 6人選出 3人DVD発売 25%
と予想している。
そして、今残っている10人について見てみると80年代生まれと90年代生まれで丁度5人ずつに分かれる。
80年代生まれ
90年代生まれ
そして、各年代で選ばれる人数としては
- 80年代生まれ組 3〜4人
- 90年代生まれ組 1〜3人
さらに細かく言うと
- 4人選出の場合→80年代組3+90年代組1
- 5人選出の場合→80年代組3+90年代組2
- 6人選出の場合→80年代組3+90年代組3 or 80年代組4+90年代組2
要するにやはり、アダルト要素の強い日テレジェニックという色彩を強める可能性があるのと、いわゆる有吉程度のいじりでもへこたれないキャラが強いという意味で80年代組有利と見た。
で、各年代毎に見てみる。
80年代組
80年代組に関しては、上位に安定してランキングされている緑川静香がここに来て一番有力になってきていると思う。番組内でも爪跡はさりげなくではあるが残しているし、いわゆる齊藤夢愛的面白キャラで美脚戦隊なスタイルは日テレジェニックにマッチすると感じている。この番組で一番成長しているのは彼女と言っても過言ではない。で、2番手以降が大混戦、帯に短したすきに長しな感じで中村葵、大矢真夕、吉田ユウがつばぜり合いをしていると予想する。この3人ではやはり、プラチナムというブランドがここに来て重石というか足かせになりつつある大矢真夕が一枚劣ると思ったり、逆に巨乳枠の2人(中村、吉田)がかぶるので大矢が少し抜け出すという思いも持ったり、錯綜している。ただし、大矢真夕で気になるのがランキングがほぼ低空飛行で中の下程度に落ち着いているということである。こうしてみると大矢真夕が4番手になるのかなと見ている。そして、巨乳枠2人を見るとキャラの強さとぶっちゃけ度も高いガツドル系な吉田をとるか、いわゆるブラン娘的でマスコットガールな存在と長身なスタイルとダイナマイトなバストで見栄えの良い中村をとるか。ガツドルという点とルックスで緑川静香と吉田ユウはかぶると見て中村葵を2番手、吉田ユウを3番手とした。でも、ドッヂボールでの吉田ユウの超運動音痴ぶりはミラクルな感じでドツボにはまってしまったのだが。広村美つ美はスタイルの良さ、とりわけくびれと足の長さは残っているメンバーでNo.1だと思うし、チャットでもノリが良くて楽しいのだが、4人に比べると残念ながらパンチ力が足りないのは否めない。それにミスヤングチャンピオンとのWブッキングもマイナス要素である。
ということで、80年代組については以下の予想である。
90年代組
90年代組は、中選挙区時代における東京8区、京都1区、大阪3区的状況、すなわち誰が受かっても誰が落ちてもおかしくない状況である。しかも、酒井蘭、広瀬玲奈、福見真紀の3人は先週のチャットでかなりの選挙における動員的なポイント荒稼ぎ状態だったので、熱き固定ファン並びに事務所サイドのプッシュが尋常でない状況である。敢えて一番手としてはミスFLASHでのチャットのパワーがここでも持続している点、ここ最近のキャラ立ち、とりわけドッヂボールでのプロぶりと80年代アイドルを彷彿とさせるキャピキャピ感のちょいうざキャラが逆にマッチするという点で酒井蘭を推してみる。差のない2番手で福見真紀。福見真紀は完全にフィットワンイズムの深夜バラエティモードにも対応できそうなキャラも確立しつつあるが、マリリンジョイという相方がいないとちょっとそのキャラが開花されないという弱点が残っている。広瀬玲奈はチャットだけでしか目立てていない印象が強い。逆に雑誌メディアでの展開が目立っている高嶋香帆の方がミラクルを起こす可能性はあると見ている。いわゆるM-1における「麒麟」枠、「スリムクラブ」枠でもあるし、去年の日テレジェニックで言えば内田理央枠的存在として、怒濤の追い込みを展開するかもしれない。井上小百合はある種素人の夢見る夢子さん的雰囲気が、すごく危うく感じている。逆にその素人感が魅力に見えるときもあるのだがもろさの方が目立ってしまう。
90年代組の結論としては以下の予想である