「明石家さんちゃんねる」の存在意義

2007年1月3日の「さんタク」にて、こういったフリートークが展開されて、初めて、この番組の大義名分が成り立つ。

(さんま)「そうや、キムタクに一言言うておきたいことがあったんや!」
(拓哉)「なんすか?さんまさん、改まって」
(さんま)「あのなぁ...君んとこの奥さん、自由すぎるにも程があんねん!」
(木村拓哉、ただ、ひざを叩きながら大笑いするだけ。スタッフ大爆笑。)
(さんま)「もう、ホンマに、おまえのカミさんと飯島直子ちゃんの二人にどれだけ、おれがあの番組で振り回されてるか、わかるか?!」
(拓哉)「でも、さんまさんが一番振り回されてるのは『ばぁば』(鈴木登紀子)なんじゃないんすか?」
(さんま)「アホ!登紀子先生は誰にも迷惑かけてへんがな。料理に熱中しているあまりに周りが気になってへんだけや!あの二人は言っちゃあかんということを、知っているくせにわざと言うて、若手芸人の私生活ぼろぼろにさせるは、若い女の子を泣かすは、エライ迷惑かけてんねん。それで、『だって、さんまさんがおもしろがるかなと思ったから言っただけなのに』ってしおらしく言うから、尻ぬぐいは全部オレやねん。」
(木村拓哉、スタッフと一緒に笑ってるだけで何も話さず)
(さんま)「今まで、(中村)玉緒さんや浅田(美代子)さんと言った猛獣を扱ってきたんで自信あったんやけど...あの二人は、猛獣を超えたな。怪物!、宇宙人!!」
(拓哉)「あの...、う〜ん。(ためらいながらも、重い口を開く)この前、彼女と一緒に『(明石家)さんちゃんねる』見てたんすけど...彼女が発言する直前、さんまさん、なんか妙な表情しているな?と思ったんですよ。で、彼女に『あれ、さんまさんからアイコンタクト受けているよね?』って聞いたら、『そう!よくわかるね。』て答えたんすよ(スタッフ爆笑)。だから、元凶は、(さんまに向かって指を差しながら)あ・な・た!(スタッフ爆笑)」
(さんま)「(ひき笑いをした後)、だって、彼女が発言しても、バックに巨大な力があるから、誰も文句を言わんで許されると思うたから....って、アホ!そんなことあるか!(スタッフ爆笑)。」
(拓哉)「それと...オレ、もう一つ思ったんすけど...さんまさん、彼女を口説き落とそうと思ってません?(さんま、いすからこけながらひき笑い。スタッフも笑い)。なんか、長澤まさみちゃんとか、ハンチェコバ(さんま一押しの美人テニスプレイヤー)を見ているような目と同じ目で彼女を見つめているなぁって。さんまさん、大人だからわかっていると思いますが、彼女は二人の子供を持つ母親ですからね。それと、あなたの前にいる人、(自分を指さしながら)彼女の、だ・ん・な!」(スタッフ爆笑)
(さんま)「そんなことあるかいな。彼女とつきおうたら、魔性の光線で肉体的にも、精神的にも、金銭的にもぼろぼろになってしまうわ(と言った後、一間歩、間を開けて)って...あぁぁっ!(とわざとらしく手を口に当てながら、木村拓哉を見つめる)」
(拓哉)「そっか...だから、ここ数年体調が悪いなぁって感じることが多くなるんだ...って、(ノリツッコミを入れ、笑ってしまった後、わざとらしいむかつき顔で)ぶ・っ・こ・ろ・す!!!」(スタッフ爆笑)
(さんま)「(長いひき笑いが終わった後)。ただ、これだけは言うておくで。オレは工藤静香を口説こうと思ったことは一度もない!って言うたら、オレのカミさんって魅力無いのかと思わへんか?」
(拓哉)「それは、それで、フッ...彼女の魅力の全てを知っているのはオレだけだからな、って優越感に浸れますからね」(スタッフ、歓声をあげる)
(さんま)「(わざとらしいあこがれ目線で)う〜ん。キムタク、惚れ直しちゃった。って、ホモセクシャルか!」(木村拓哉、スタッフ爆笑)
(さんま)「でも、ホンマのこと言うとくけど、おれは(工藤)静香ちゃんを口説こうと思ったことは無いで。だって、ダンナがキムタクやで!いくら、お笑い界のちょいワルおやじかて、キムタクに勝てへんもん!」
(拓哉)「なんか、ほめ殺しにあっている気がするなぁ(笑)。」
(さんま)「いや、君たち二人は、ベッカムとビクトリアの夫婦とおんなじ。周りであぁだこうだと騒がれながらも、自分のスタイルを貫き通す。それが出来るのは日本ではキムタクと工藤静香だけ!これは断言しておく。」
(拓哉)「なんか、妙に照れるんすけど(笑)。有り難うございます。で、彼女を口説いたこと無いというのはとりあえず信じるとして...」
(さんま)「ホンマに口説こうとしてへんて!結構、キムタク、嫉妬深いなぁ(笑)」
(拓哉)「(飯島)直子ちゃんは今でも口説こうと思っているでしょう?」
(さんま)「アホか!(と言いつつも思慮深い表情で)でも、先週くらい先っぽだけ入れることが出来ればなぁ...って、下ネタか!」
(拓哉)「すげぇ、『タカアンドトシ』ツッコミ連発だ!(TVカメラに向かって)タカトシの二人、お笑い怪獣、君たちを骨の髄までしゃぶろうとしてるからね(笑)」
(さんま)「『♪は〜るばるきたぜ函館へ〜♪』って、(北島)三郎か!。まぁ、一応二人には色々使わせてもらうからなって、了承してもらってるから。タカアンドトシがホンマに見ていたら喜んでるかもしれへん」
(拓哉)「(昔ながらのアイドルポーズを決め)...って、明星か!(さんま、思わぬツッコミにあ然としつつも、手を叩きながら受ける)。あの、俺も少し使わせて頂いていいっすか(とTVカメラに向かってお辞儀する)」
(さんま)「すごいなぁ、さんまとキムタクに使われるギャグ持ってるタカアンドトシって」
(拓哉)「(少し、落ち着かせながら話を本題に戻して)でも、さんまさんもさっき言ってたけど、彼女のこと魔性の女とか言う人多いんすよね。(さんまをじ〜っと見つめながら)(大竹)しのぶさんのほうが、魔性の女モード強いと思うんすけど」
(さんま)「そやなぁ、しのぶさんと結婚したから、ローン地獄味わったし、息子は盲腸なのに仮病使っているて思われて苦しんだこともあるし、って、疫病神か!(笑)。あかん、また、いまるに説教されてしまう。『もぉ!お母さんをそんな扱いして、いじめっ子と同じじゃん!』て言われてしまうわ。で、『いまるちゃん。そんなに怒らなくていいんだよ』ってよそ行きの顔してあの女は答えるんや」
(拓哉)「でも...ぶっちゃけ(あまりにもべたな言葉に笑いながら)、さんまさん以外にも色々な男性とお付き合いしたり、噂になってるじゃないっすか」
(さんま)「まぁな...野田(秀樹)さんとか、勘九郎さんとかな。あ、(中村)勘三郎さんや。また本人から『おれは、勘九郎という名前でないですから』って怒られるわ。ちょっと、普通の人とは違う感性の持ち主とつきおうてるとか噂になっているのかもしれへんな。でも、彼女がホンマに愛した人は後にも先にも服部さん*1一人しかおらへんと思うで。あの人と結婚したのも、服部さんが雲の上から『しのぶ、寂しがっているから少し相手になってくれないかな』って導かれたような気がするんや」
(拓哉)「さんまさんは、その服部さんが亡くなる直前に手紙をもらって今でも大事にしているって話聞いたんすけど...どんな内容だったんすか?」
(さんま)「キムタク、一言だけ言うとく。この内容は、キムタクといえども絶対に喋られへん!。墓場まで持っていくくらいのものや!それくらいこれは大事なものやねん。深いところまで行きそうやから、今回のロケの話に話題変えよう。」

当然、こんな話、「キムタク」がするわけもないので、「さんちゃんねる」の存在意義は無しというのが結論である。

*1:大竹しのぶの一番最初に結婚した相手。TBSのドラマ班プロデューサーで1987年に死去