明石家さんちゃんねる・中途半端な時期の新番組で中途半端な内容中途半端なキャスティング

結局、「明石家マンション物語」の失敗をTBSは分析もなにもせず場当たり的に作ってしまったという内容であった。
とりあえず、思いついた言葉を羅列すると
「古めかしい」「でも、べたではない」「内容が詰め込みすぎ」「でも薄っぺらい」「キャスティングにズレがある」「それに対する違和感に心地よさ(byきくち伸)がない」「メリハリがない」「明石家さんまを使い切れていない」「明石家さんまも共演者を使いこなしていない」「工藤静香飯島直子の訳知り顔でさんまをいじるのに不快を感じる」「それでいて、自分たちのことをいじると大変なことになってしまうというバックボーンの巨大さを暗にひけらかしている、時代遅れのなんちゃって大御所女優&歌手」「鈴木登紀子が面白キャラとはとても感じられない」「さんま&ばあばのすれ違いトークに、のいるこいるの漫才やさん玉みー*1の絡みに見られる絶妙な間というものが全く感じられない」「言ってしまえば、空回りしている」「さんま、直子、静香の関係で言えば、動いたきり老人(さんま)を介護するふりをして、甘い汁を吸い尽くして自分たちのポジショニングをスケールアップしようとしている、悪徳商法のお色気勧誘員という妙に世相を反映させる関係に見える」「でも、それが笑いとして成立していない」「なぜ、ラサール石井の幼少時代の写真が使われたか意味不明」「来週のニュースの密林で、尻すぼみになるか否かがはっきりする」
ちょっと散文になってしまったが、想像以上に難ありの新番組と言うことである。

オープニングでの「萩本欽一」ネタについての余談

飯島直子工藤静香の「自由人」ぶりを象徴するネタとして「さんまのまんま」で萩本欽一に「飼っている金魚を殺しているんですか」という質問で欽ちゃんがあわてふためいたというのを話していたが、「ストリーム」のコラムの花道で吉田豪が話していた萩本欽一アナーキーなエピソードを聞いている人間としては、これは単なるパフォーマンスとして、二人を勘違いさせて楽しもうという萩本欽一特有の「いたずら心」と思えてならない。
参照:http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/06/65_b4b0.html萩本欽一特集、with見栄晴
   http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/07/724_8d5d.html(メインテーマは的場浩司であるが、前半部分は茨城GGで騒然としていた頃の萩本欽一ネタで盛り上がる)