伊集院光vsリリー・フランキーの正しい見方

レス

じゅんぼう>当然なんだけど、岩手、秋田方面では「日曜日の秘密基地」は放送されておらず、聴くことは出来ませんでした。ただ、先週、VIPルームにリリー・フランキーが出ると聞いた段階で、なんかきな臭い空気は漂っていたんだけどね。いろいろとネットサーフィンしていたら、予想通りの結果となっていたようで

本題

といったわけで、色々と因縁がある、そして、同じポンコツでも、おしゃれであっさりとしたキャラ&「東京タワー」で一躍時の人となった男(リリー)と、粘着質で嫉妬深く「味方にしても何の得もない、敵にしたとしても、厄介ではないが、鬱陶しくてうざったい」根暗な男(伊集院)との対峙と言うことで、どうなったのかと気にはなっていた。一応、おなじみのリリー・フランキーの「遅刻プレイ」で、水道橋博士が80年代の新日本プロレス時における野末陳平よろしく、立会人的にこれからの嵐を沈静化させるべく、フォロートークを展開する「箸休め」があり、本番では、伊集院光がてんぱってしまい、自分のネガティブなキャラを爆発させて、思いの丈をさらけ出してしまい、竹内香苗をあたふたさせたり、それとは対照的に、いつもの我関せ砂雰囲気を漂わせながら、訥々と語り、下ねたトークで竹内香苗を興奮させたりと、かなり異様な空気であったのは間違いないみたいだ。で、、、相対的には「伊集院、情けねぇ」という意見が主体みたいで、「伊集院も本音をさらけ出してすごかったけど、それに動じずいつものトーンで話していたのもすごかった」という意見も多い感じがある。
個人的に言えば、伊集院光というのは、嫉妬と皮肉で凝り固まった「スーパーネガティブ女々しい男」であり、それに対して虚勢ぶちまけているのが「深夜の馬鹿力」における『黒伊集院』であり、おどおどしながら、自分より強い人間にはへりくだり、目下の人間には傲慢きわまりなく対応し、目下の人間が人気になった場合、妙によそよそしくなり、自分から距離をおいて話すというのが*1、「日曜日の秘密基地」等における『白伊集院』だと思っている。リアルタイムに聴いていないのが残念なのだが、まぁ、想定の範囲内かなと言ったところである。
ただ、最近のVIPルームにおける、伊集院光とは真逆なベクトルに向いているゲストのキャスティング赤坂泰彦えなりかずき滝沢秀明リリー・フランキー)に付いて言えば、担当P池田の「悪意に満ちあふれたいたずら心」からくるものではないか、と考えている。本人はそうでもないと言っておきながら、ギャラクシー賞を獲り、自分はラジオの寵児だと思っている伊集院光の鼻をへし折る&「伊集院の魅力はスーパーネガティブなキャラだからその魅力を最大限に生かそう」という伊集院光にも勝るとも劣らない「嫉妬心」が、この異様な空気を作っている主要因だと思えてならない。
それにしても、アシスタントが竹内香苗の時で、本当に良かったと思っている。おそらく、長岡杏子山内あゆだったら、うまく取り繕おうとするが、墓穴を掘ってしまい、もっと大変だったかもしれない。川田亜子だったら、全然場の雰囲気を感じず、脳天気にしてしまい、どうにもこうにもならなかったであろう。
ちなみに、伊集院光竹内香苗の「秘密基地」におけるオープニングフリートークは、やる気マンマンにおける吉田照美小俣雅子のフリートークに通ずる珠玉の「しゃべり芸」だと感心しながら聴いている。

*1:典型的なのがアンタッチャブル