連覇の道が途絶える、強者どもが夢の跡

箱根駅伝

確かに、レースとしては劇的ではあった。ただ、Jリーグの最終節に当たって書いたセルジオ越後のこの言葉がだぶってしまった。

“混戦”ではなくレベル低い“だんご”(セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい - nikkansports.com: “混戦”ではなくレベル低い“だんご”

順天堂大の難波の大ブレーキも、仲村明監督のレース後のコメントを見たら、予想していたようで、選手の調子より、キャプテンとしての体裁の方を優先してしまった自分の選択ミスを自戒していた。それより、駒沢が完全に王者としてあぐらをかいていたしっぺ返しがこんなに大きく返ってくるとは思ってもみなかった。来シーズンは、日本勢の底上げがうまくいけば山学が上昇してきそうである。それと、モグスにはなにかラモス瑠偉の臭いがして日本人以上に「襷のつなぐ心の大事さ」を熱く語りそうな感じがして注目である。東海大も大砲二人が残っている。大穴としては残り10秒でシード落ちした城西大が大化けしそうな感じがしている。日大は主力の4年がごそっと抜けてしまうので、6〜7位争いになりそうである。

高校ラグビー

啓光学園の5連覇が消える試合が、自滅という結果になったのは少し寂しい。大阪工大高との大阪勢決戦ということで、期待はしていたのだが、結局、相手のミスに助けてもらったという印象はぬぐえなかった。

高校サッカー

青森山田が負けたと言うより多々良学園の奇跡的な攻撃の方が印象強かった。それより、大阪朝鮮と国見のフィジカルの強さオンリーのぶつかり合いで国見が負けたことがインパクトがあった。そして、大阪朝鮮の次の相手が、一部でそのサッカースタイルに対し高校サッカーの革命を起こすと注目されている野洲というのは、準々決勝の注目カードと言っていいであろう。