秋華賞
まさに「1995mまではラインクラフトのもの」(by宮川一郎太)のレースをきっちり差しきって「2000mはエアメサイアのもの」にしてしまったレースであった。「競馬の『たられば』は言ったらきりがない」ものなのだが、ここにシーザリオがいたらば、完全に「牝馬三強時代」「21世紀の牝馬版TTG(トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス)」の時代到来といったところであろうか。それにしても、来週の菊花賞でほとんどの関東在住者が初体験するであろう宮川一郎太の「あま〜い!」G1ウイナーへの言葉に対して、どう感じるのであろうか、興味がある。私の場合、BSフジで放送していた天皇賞・春における「マツケンサンバならぬアンカツマンボ」を聞いたときは、思わず金縛りになってしまった。ただ、杉本清の数々の実況フレーズと紙一重ともいえるのだが...