FAカップ準決勝

アーセナルに関して言えば、こんな野暮ったい攻撃をするチームかなと思わせるくらい重さを感じてしまった。アンリの存在が大きいと言うことなのか、それとも、ベンゲルファミリーの絆が固すぎるあまり、当たらし壱が入らず硬直しているのだろうか。まぁ、ファン・ペルジーという新たなベンゲルファミリーがどうなるかがキーになるであろう。
マンチェスター・ユナイテッドは、久々に「らしい」試合が出来たかなと。スコールズの1.5列目の動きは久々に見ても老練かつ曲者ぶりを発揮しているし、クリスチアーノ・ロナウドファン・ニステルローイもようやっと調子を取り戻しているみたいだ。にしても、中盤の脆弱ぶりは問題である。もう、ロイ・キーンに頼るのは酷すぎる。ジェラードを楽だつするくらいのことをしてほしいのだが...どうも、秋山、石毛、工藤公康、清原と立て続けに放出された西武ライオンズ黄金時代の終焉とだぶってしまってしょうがない。