TOYOTA CUP Last Match

まず、空席が異様に多かったTOYOTA CUPというのを見たのはおそらく初めてであろう。まぁ、お笑い怪獣(明石家さんま)による事前特番も試合当日に放送するくらいだから、今回の欧州も南米も中途半端やな〜(byちゃらんぽらん)なチームが来ていると言う理由で日テレも盛り上げようとする気は毛頭無かったのかもしれない。試合の感想の前に事前特番の感想を言えば(爆)。
アナウンス部長時代「鬼舛」と言われていた桝方勝宏が、明石家さんまよりもずっと前に「ヨーロッパびいき」のコメントをしていた*1のには笑ってしまった。それにしても、この世代のアナウンサーのカンペ作りのすごさは感嘆してしまうほどである。ただ、そのカンペに書いたネタを全部放送しようとしてしまうのが、現在のスポーツ実況の弊害(特に日テレは顕著)をもたらしているのであろう。それと、若槻千夏ベッカム一筋萌えの姿を見ると、ペ・ヨンジュンの追っかけをしているのと同じレベルにみえてしまった。まぁ、その変形がお笑い怪獣のヨーロッパ萌えなのだが(苦笑)
で、試合の方であるが、ポルトのシュートがことごとくゴールポストやバーに遮られてしまったシーンをみていると「KOREA/JAPAN」の時を思い出してしまった。それにしても、今シーズンのCLにおけるポルトの得点力不足が如実に表れた試合であった。で、いくら最後のTOYOTA CUPだからといって、昔のプラティニジーコの話を何度もリピートして実況をするのは何とかならなかったであろうか(辛口)。それと、延長に入ってからは「エナウ(オンセカルダスGK)PKまつり(笑)」の煽りオンリーの実況だったし(苦笑)。PK戦になって面白かったのはPKでのジエゴがエナウにむかって「F○○○」的な言葉を発して一発退場をされたのと、オンセカルダス9人目のガルシアが外した途端、それまでは興奮気味にエキサイティングな実況をしていたのがウソのように意気消沈してしまった副音声実況(スペイン語)。とりあえず、スペイン語の意味がわからなくても、面白く堪能させてもらった副音声実況に欽ドン賞決定である。

*1:プラティニの幻のミドルシュートがあった85年のユベントスvsアルヘンティノス戦