K−1GP@東京ドーム

やはり、一番の衝撃はガオグライ・ゲーンノラシンがマイティー・モーにヒットさせたハイキック「二段蹴り」である。スローを見てモーの右顔面に一発与えた後、その反動で左後頭部にもヒットしていたのを見て、「ムエタイ最強伝説」の復活の兆候を感じた試合であった。まぁ、後の試合は地上波がやりそうな家族や過去の試合を前面に出した「サイドストーリー重視」な試合で一撃必殺がなかなか出来ない最近のK−1の現状を露呈する内容だと思った。しかし、K−1を見るたびに、いつの間にか待遇が逆転してしまった藤原紀香長谷川京子の関係を見てしまい、それでも健気に進行している藤原紀香に不憫さを感じてしまってしょうがない。