27時間TV 総括

結局、ココイチテン以降は、SMAPwith小さなおっさん(笑)による伝説のFIVE RESPECTを軸としたライブでは盛り上がったものの、ペースダウンしてしまった感は否めなかった。ひょうきん族三大破滅主義タレント(笑)西川のりおぼんちおさむ島崎俊郎(アダモ・ス・テ)と狂犬加藤浩次とのコラボも不発に終わり、笑福亭鶴瓶ウォーターボーイズも、去年や一昨年の伝説に比べれば、「バカ瓶」モードは25%減であった。サマージャンボバカ決定戦も、各局社員のキャラは素というよりも、片岡飛鳥組演出による色づけがかなり濃かったように思える(とくにテレビ熊本の松井はその色づけが顕著だったようにみえた)。CX代表のリュウ・ウツイに関しては、昔「とんねるずのみなさんのおかげです」で父親とは正反対の業界臭の強い、典型的イケメンギョーカイ人として、いじられていたのをさんざん見ていたので、たぶんそのVTRを見て再び脚光を浴びせようと試みたように見える。
で、失速感を感じた典型的な出来事がエンディングの加藤浩次をネタにした一連のぐたぐたな進行である。というか、大オチを深野さんに持って行かせたのはあまりにも重荷であった。深夜枠があまりにも強烈だったため、締めが甘くなったのは今後の課題かもしれない。
ちなみに、我が家ではHDDレコーダーとビデオのツープラトンでほぼ全放送をチェックしていた(爆)。細かいところはまた再チェックしてみようと思う。
今回の放送では、ビートたけし、カトケン、ダウンタウンを除いてほぼバラエティ班は総出演であったのは、やはり片岡飛鳥の尽力があったからこそだと思う。そういえば、小物であるが出川哲朗東野幸治も出ていなかった。この中だとダウンタウンの存在というのがかなり中途半端な状況になっているのが今後のCXにおける露出の減少ということを示唆しているように感じてしまった。