Jリーグ 1stステージ

浦和vs横浜Fマリノスのガチンコバトル、原博実反町康治に先輩としての実力を見せつけた(笑)、FC東京vs新潟戦、札幌ドームや94米W杯のシルバードームでやっているかのような、日陰モードで行われていた神戸vs市原戦。森本貴幸という、またしても、日本マスコミュニケーションがつぶしてしまいそうな逸材が登場が表向きでは目立ったが、実際は磐田のチームとしてそして藤田の個人的なポテンシャルの高さを見せつけた磐田vs東京V戦。試合内容としてはこんな所が気になったのだが、一番気になってしまったのがキックオフ直前に、マドリード・テロの犠牲者に対する黙祷をするシーンというのを少なくとも私が見た試合では1試合も見られなかったことである。確かに、ヨーロッパという離れた所で起きた出来事かもしれないが、ヨーロッパのサッカーにおいては全試合で、1分間の黙祷で、テロに対する怒りと犠牲者への哀悼を示したのを見ると、やはりこの国のスポーツ文化の熟成というのはまだまだなのかもしれないと思わずにはいられなかった。賛否はあるとはいえ、アルカイダが絡んでいるかどうかは不明とは言っても、イラクに関して言えば、アメリカと同盟を気づいている同志が巻き込まれた出来事なんだから、パフォーマンスだと言われたとしても、やるべきだったかと思った。