K-1

ボンヤスキーイグナショフの次世代の選手が功も明暗くっきり分かれるとは...ボンヤスキーフライングダッチマン・ニーキックの凄さよりも、イグナショフの戦闘意欲の無さのほうが目立った決勝トーナメントであった。おそらく、新聞等は「20世紀最強の暴君(ピーター・アーツ)の意地」という括り方をするであろうが、あの目に力のないのそのそとしたイグナショフを見ていると、裏で色々とあったのかもしれないと勘ぐってしまうような姿でもあった。武蔵に関しては「ジャンクSPORTS」の公約通り(苦笑)、判定狙いのスタイルで決勝まで行ったのだが、万全の調子でないセフォーと、全盛期を過ぎたアーツという組み合わせの妙で勝った部分はあるような気はする。正直言って、タイソンのビデオコメントとサップ登場が一番盛り上がったようには見えたのだが...後は、一瞬の隙を見せたボタと、それを見逃さずにミドル一発でダウンを奪ったアビディの試合は、ボクシングvsキック(ムエタイ)の対決を見るヒントになったかもしれない。
最後に、放送ブースの並びから見て、長谷川京子の方が藤原紀香より扱いは上と見た方がいいのであろうか(爆)