SMAP×SMAP

久々にお笑い怪獣(明石家さんま)が輝いていた姿を堪能させてもらった。最近の明石家さんまはディフェンスもキラーパスから中盤の組み立てにシュート・フリーキックコーナーキックはてはキーパーまで一人でやってしまわないかと思うほどの状態で空回り状態であったように見ていた。今回に関しては、おそらく2003年4月現在さんまがタレントの中で一番信頼を置いていると思われるSMAP(特に木村拓哉)と共演することもあって「木村や中居達に返しやツッコミをまかせておいても安心や」とリラックスした状態でフリートーク出来ていたので心おきなく楽しませてもらった。そして、業界で永遠の契りを交わしたともいえるMBSヤンタンスタッフや三宅恵介等のひょうきんスタッフとの熱い友情話も聞けたし、伝説の96年夢列島でのさんま・SMAP・たけしの深夜枠バラエティのVTRも面白かったし、一応落語家出身であるさんまが「半鐘が鳴っているよ」の上方落語もどきの言い回しという珍しいものも見せてもらったし、久々に充実したさんまの姿を見ることが出来た。とりあえず、グリーンカレーを作ったとある「たくらみ系グラビアアイドル(苦笑)」より、木村拓哉がつくったの唐揚げ入りカレーライスのほうが私も食べたくなってしまった。そして、「収録現場は戦場や!」に匹敵する名言、「ツッコミは0コンマ何秒の世界やねん!」はバラエティフリークとしてはツボにはまってしまった。「食うてるときにオモロイ話してないもん」とお笑いにどん欲なまでの姿はまさに「お笑い大怪獣」そのまんまであった。逆に言えば、さんまと対峙できる同業種のタレントが力不足というのが露呈してしまったのはつらいところであるが...