UEFAチャンピオンズリーグ

話を380°ではなく、180°変えて(笑)、また、今年も各国リーグ同士との戦い、そしてスケジュールとの戦いが始まった。第1節を見た限りで言えば、やはり「時代はリーガエスパニョーラ」というのが如実に表れた結果であった。レアルマドリードは完全に世界一のビッグクラブであることを誇示する結果をASローマに見せつけていたし、バルセロナ、ヴァレンシア、ディポルティーボも勝っている。ディポルティーボに関しては選手はレアルマドリードに比べれば地味なのは確かなのだが、11人の組織力で臨機応変に戦うサッカーは結構見ていて面白い。そして、カウンターという切り札を駆使しているヴァレンシア、そして、ファンハール再登用で色々話題を振りまいているバルセロナも攻撃力に関しては非常に魅力的なチームである。チャンピオンズリーグに出ていないクラブでも、ロシアンロケッツ(モストボイカルピン)率いるセルタやデニウソンホアキンと個性的な選手が集まるベティスバスク地方出身の選手しかいないビルバオ等、個性の強いクラブがリーガにはたくさんある。実際、最近楽しんでいるのは、リーガ(スペイン)>プレミア(イングランド)>>>セリエA(イタリア)>ブンデスリーガ(ドイツ)といった感じである。
で、マンチェスターユナイテッドであるが、5点取ったものの、相手が相手なだけに、これぐらいは当たり前という気持ちがある。心配なのは70%の力で加減して戦っていたとしても2点も取られたのは今後かなり心配である。そして、ライバルはレバークーゼンではなくオリンピアコスという未知なる勢力になるのは結構心配である。ブンデスリーガ勢が初戦全滅したのは、wowow粕谷秀樹が言っていたように「ワールドカップKOREA/JAPANの疲労が蓄積している」のは確かだと思う。ちなみにオリンピアコスに2−6で惨敗したレバークーゼンに関して言えば、やはりバラックがいてこそのチームだったというのが鮮明に出てしまったのかもしれない。