八幡平→盛岡→鳴子

久々に北東北の方への温泉めぐりに出かけた。ナイナイのANNとカンニング竹山生はダメラジオを聴きながら東北自動車道を疾走していった。岡村隆史のノイローゼ気味なANNでのトークは益々重症モードになっており、矢部浩之がなだめるのに四苦八苦しているのが目に浮かぶ程だ。それと「悪い人の夢」をはじめとしたはがきコーナーもさすがにマンネリ化しており、もしかしたらXデーも近いのかなと思った。なんと言っても笑福亭鶴光を超えるほどの長寿番組になってしまったのだから、痛し痒しと言ったところであろうか。カンニング竹山生はダメラジオ、日常のことを素のままで喋るかぶとむし斉藤(笑)こと竹山のストレートな語り芸はちょっと新鮮に感じていい感じであった。鹿角八幡平ICから国道341号線を経由して八幡平に着いたのがAM6:45頃

  • 残雪残る、八幡平・大沼

後生掛温泉

去年も同じ時期に行ったのだが、このときは自然研究路が雪のため完全に通行止め状態だったのだが、今年は雪が少なかったため、途中まで行くことが出来た。入口には水芭蕉が咲いていた。



後生掛温泉は、天然のクアハウス、泥湯や蒸し風呂、打たせ湯は泡風呂と色々な種類の風呂がある。湯治として長逗留するにはいい施設かも知れない。もしかしたら、大都市の温泉施設のフォーマットにもなっているような感じもする。温泉は硫黄臭もあるのだが、口に含むと酸味の強さの方が優先してしまう。

蒸の湯温泉

2年ぶりに訪れた。後生掛温泉が整備された近代化の温泉とすれば、ふけの湯は真逆のベクトル、すなわち、何も手をつけず、自然のありのままの姿の温泉の地肩の強さで勝負しているといった感じである。

  • ふけの湯 旅館入り口

開放感いっぱいの野天風呂は、酸味は少ないものの、硫黄臭が強く、体に効きそうな温泉で満ちあふれていた。それでいて、外気に触れている影響から、温度も思ったより熱くなく、長湯が出来た。今回の温泉めぐりの「欽ドン賞」決定である。

藤七温泉・彩雲荘

通算4回目 一番多く行っている温泉である。開放的な野天風呂、泥湯、足元湧出の良質な温泉は何度行っても良い。と言いたいところだが、今回はちょっと良いイメージは持たなかった。一つめは、3つある野天風呂のうち、2つはかなり熱く、とても入れる状況ではなかったということである。いつもなら湯守のおじさんが居て、加水したりして、微調整をしているのだが、今回はその姿が見られなかった。そして、もう一つは、木製の浴槽がささくれ立っていて、危ないなと思いながらつかっていたのだが、見事に足の裏にささくれ立った木が引っかかってしまい、切り傷が出来てしまった。ロケーションが良く、温泉そのものは良いだけに、ハード面の設備をもう少し整備して欲しいと思ってしまった。

この後、玉川温泉乳頭温泉郷をスルー。玉川温泉は、相変わらず混雑して、路駐が1kmぐらい続いていた。

国見温泉 森山荘&石塚旅館

相変わらず、エメラルドグリーンの摩訶不思議な温泉は健在であった。ただ、森山荘の露天風呂が丁度女性専用時間だったためか、男性内風呂は芋洗い状態であった。
石塚旅館の露天風呂は、自分の中では一番好きな温泉かも知れない。これは一度入ったらはまってしまうこと間違いなしである。

  • 森山荘

  • 石塚旅館

  • 森山荘・内風呂(2006年7月1日撮影)

  • 石塚旅館・露天風呂(2006年8月14日撮影)

同じ国見温泉でも2つの旅館・民宿の泉質は微妙に違う。森山荘の方が熱めで、湯の花がザラメのような感じ、石塚旅館は若干ではあるがぬるめで、湯の花が粉石けんのように細かく柔らかい。

国見温泉を後にして、小岩井農場へ行く大渋滞に巻き込まれながら、鳴子温泉に到着

鳴子中山平)温泉 しんとろの湯

ここは、去年の秋に行ったのだが、とろみのある強アルカリ性のお湯はインパクトが強かった。そして、混雑ぶりもすごかった。これも何度は行っても飽きない好きな温泉である。

鳴子温泉 滝之湯

ここは3回目だが、いつも混雑して芋洗い状態である。丁度、湯めぐりの観光客と宿泊でチェックイン直後の客が交錯する夕方ということもあって、ごった返していた。結局、10分ばかりで退散してしまった。

結論としては、鳴子温泉は、片手間で行くところではないと言うことである(苦笑)。