「やるマン」3月で終了。吉田照美は午前帯ワイド枠へ

http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20061217-131465.html
このニュースは今年一番大きな出来事とも言える。たしかに、マンネリになっている(特にようかんマンが行くやマイクサイドボクシング俺に言わせろ)とは言え、照美&小俣のフリートークは、唄啓、ミヤコ蝶々南都雄二に匹敵する男女話芸、しかも前述の2組とは違い、男(吉田照美)が強者の側でツッコみ、女性(小俣雅子)がボケになるというスタイルは至極モノであった。ただ、力があるうちに終了すると言う意味もあったのではと思う。それと、のってけラジオはどうなっているかわからないが、ストリームでのコラムの花道というキラーコンテンツやるマンを色あせてしまった要因の一つと考えている。でも、こんなに長く続くとは当時は思ってもみなかった。確か、てるてるワイド→ふっかいあなにおける夜の若者向けラジオパーソナリティをやりながら、夕ニャンのMCをやっていたときに、いきなり、別世代の昼ワイドをやると聞いたときは文化放送は何を考えているのかと思っていたのだが、完全に昼の顔として確立していった裏には、小俣雅子という格好の相方が居てこそだと思う。そして、バトンをタッチするのが、夕ニャンでヒールキャラとしておニャン子吉田照美側と対峙していた大竹まこと*1というのは色々な意味で因縁めいているなとも思う。しかも、あの吉田照美小俣雅子の話芸は開始当初から絶賛していたし、本人の土曜朝の「少年ラジオ」を聞いたときの水谷加奈とのやりとりは、はっきり言って照美・小俣を意識しているようにも見受けた。かなりプレッシャーを感じているのは間違いないであろう。
ところで、一番気になった部分が

同局は昼帯よりもラジオのゴールデン帯の午前帯強化を選択したようだ。平日午前帯といえば、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月〜金曜午前6時30分)などのライバル番組があるが、関係者によると、吉田は「朝でもトップをとりたい」と意気込んでいるという。

ラジオのゴールデン帯というのは6:30〜8:30の枠ではなくて、8:30〜11:00の枠だと思うのだが...もし、この枠だとすれば、大沢悠里(TBS)、うえやなぎまさひこ(LF)、吉田照美(QR)という至極のラジオ話芸対決が展開され、お互いそれぞれ認め合っている部分もあるので、3局による玉石混交な交流も展開しそうで、ある意味活況を呈すのも期待するのだが、おそらく、この記事から察するに、通勤時間における携帯ラジオ(電車・自転車・徒歩)層&カーラジオ(自動車)リスナーにおける朝ニュースワイドの強化というのがQRの正直な狙いだと思っている。朝ニュースワイドというのはパーソナリティの個性というより、ニュースをいかにコンパクトに伝えるか、そして、どの情報に特化するか、コメンテーターの意見の咀嚼能力という部分が求められる。それに吉田照美が対応できるかが注目である。逆に高飛車で高圧的な森本毅郎と真逆なベクトルで、ぐずぐず言いながら、どっちつかずなコメントを言いつつ、固定観念にとらわれがちな吉田照美のキャラクターが新鮮に聞こえる可能性もある。そして最大のポイントは吉田照美のパートナーである。これが小俣雅子だとしたら、遠藤泰子vs小俣雅子の真性天然ボケアシスタント頂上決戦が見られるのでこれはこれで楽しみなのだが...

*1:出演当時は常滑川真と名乗っていた